生徒が話をし出す
2017.6.14 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,思春期]6月。梅雨入りして、心も体もジメジメしがちな季節ですね。
朝霞では、一部の地域の中学生にインフルエンザが流行っています!
これって、今かかっておけば、受験シーズンには抗体ができているってことになるのでしょうか?
それとも、別ものなのでしょうかね?
罹ってしまったのは仕方がないから、せめて、そんなイイコトもあるといいな~(o^―^o)ニコ
さて、今日は生徒たちとの関係づくりのお話です。
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ある中学3年生。入塾から約3か月。
入塾のはじめの頃こそ、一緒に数学の問題を解いてみたり、解説してみたりと関りが多かったけれど、
慣れてくると、他の子たちと同じくらいの関りに。
自分から積極的に話しかけてくる子ではないので、
距離を縮めていくのには、ちょっと時間のかかる子なんですね。
あまりアプローチが過ぎると、逆に引いていかれますからね^^;
ま、この3か月間は、入退室に声をかけ、表情をみる、そして授業中の様子を感じておく、
にとどめておきました。
その子が、ここ最近、本当に表情が暗い。疲れた顔をしている。
(そろそろ声のかけ時かな~)
ということで、北辰テストの申し込みをしてきたのをきっかけに、ちょっと踏み込んでみました。
こういうとき、問いかけをしながら、聴く。
言い出したことを、オウム返しのように繰り返し、確認する。
そして、また次の言葉を待つ。
だんだん、最近の表情の理由が見えてきました。
どんどん、いろんなことを話しだしてきて、
今実は興味が出てきてやってみたいこと、
最近の自分の行動やそれに対する思い、
学校の友だちとの関係の良いところ悪いところ、
学校の先生に注意されることに対する気持ち、
親とのやりとりのこと、マイナス面、そしてプラス面などなど。
出てくるわ出てくるわ。
こういった背景が見えてくると、また授業での接し方も変えていけるのですよね。
人間と人間ですからね。
ここを大事にしていくことが、みらい学舎の根っこ部分。
今年は生徒数が増えました。おかげ様です。
だからといって、一人一人に対してのこういった関りは薄まりません。
同じです。
どんな子にも光あり。プラス面もマイナス面も、ちゃんと理由があり、意図がある。
こんなやり取りの日々を送っています。
次はどの子とこんな話ができるのかな~?
年に一度の…
2017.6.9 [おや?親のトビラ,講座,防犯ブザー講習会・CAP]防犯ブザー講習会。私がやります(^▽^)/
我が子たちが小学生の頃、
市から防犯ブザーが全員に貸与されたのがきっかけ。
当時、渡されただけで、どんな時にどんなふうに使うのか、
いざという時はどんなことに注意をしないといけないのか、
普段は防犯ブザーをどこにつけたらいいのかなどなど、
全く説明はなし(*_*)
そこで私は動いたのでした。
警察署に尋ねてみたり、ネットで調べてみたり。
また当時、CAP(子どもへの暴力防止プログラム)の活動をしていたことから、
自分なりにシナリオを作って、CAPセンターJAPANからも了承をいただいて、
当時働いていた児童館で啓発事業を行ったのでした。
末っ子が小学1年生になり、当時のPTA会長から
「PTAの保護者として、講習会を1年生対象にやって~☆」との指示が(;^ω^)
は~い!
ということで、子どもたちの母校の小学校で、年に一回、小学1年生を対象に
防犯ブザー講習会を行うことになりました。
時は過ぎ、今年は13年目!
すごいですね~~(o^―^o)ニコ
継続は力なり?!
昨日、PTA役員さんとの打ち合わせ。
毎年、一緒に寸劇をやってくれます。
役を決めて、たち稽古。
今年の本番は、6月22日の木曜日。5時間目に!
朝霞第六小学校の1年生の子どもたち。
今年はどんな反応を見せてくれるかな~(⌒∇⌒)
みらい学舎の佳代子先生は
こんなこともしています、という話でした☆彡
詩を絵に描いてみたら
2017.5.27 [おや?親のトビラ,勉強・受験]小学3年生との国語の授業の一コマ。
詩の単元でした。
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「雨上がり」 間所ひさこ
小鳥たちは、
洗いたての、光ちいさな笛を、
飛びながら、吹く。
ピィ!
ピィ! ピィ!
なかにはしずくのつまったやつもあり、
そんなのは、
フィッ! フィッ!と鳴っている。
雨があがって、
林の空はからんと晴れ。
ぬれた木の根のかげから、
(やんだぞ)
(やんだぞ。あかるいぞ。)
うなずきあうのは白いきのこの頭たち。
―――まひるをのせて、いま、
地球はゆっくりとねがえりうつ!
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小学3年生のDくんが、授業の中で描き進めていった絵です。
ちゃ~んと、Dくんの頭の中には、詩のなかの絵があって、
それをこんなふうに表現してくれました♬
国語の教科書には「ことば」しかないけれど、
「ことば」を通して、映像が見えてくると
それが理解につながるのでしょうね。
「絵は上手じゃない」と言いながらも、
一生懸命、頭の中に浮かんだ映像を私に見せてくれたDくん!
ありがとう!
中1ショック!!
2017.5.26 [おや?親のトビラ,勉強・受験,親育ち]こんにちは。みらい学舎の太田佳代子です。
はまさき児童館を離れて3年がすぎようとしています。
そして、「みらい学舎の佳代子先生」としてのキャリアがその分積み重なってきました。
「石の上にも三年」とはよく言ったものです。たくさん勉強しました。たくさんチャレンジしました。そしてたくさん失敗もして、涙しました。悔しくて申し訳なくって…でもそれがまた次へのチャレンジにつながって、塾という場での私の立ち位置を築き始めることができました。ありがたや~。
そんな佳代子先生の、塾での出会いを通して気づいた様々なことを、時々書き留めていこうと思います。
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【中1ショック!!】
入学から約1か月半、中学生には「1学期中間テスト」の季節がやってきました。
中1生にとっては初めての定期テスト。受けて初めて分かるのですよね、小学生の頃のテストとの違いが。
「点数が・・・とれない!!! 問題の意味が分からない!!」
と受けた本人も実感するときかもしれません。
また、小学生の頃は90点くらいとれていた子。子どはもちろん、親も「うちの子は勉強は問題ない」「勉強はできる方だ」と思っているところに、中間テストの結果が返却されて愕然とする方、意外と多いと感じています。
親御さん、こんなとき子どもたちにどう反応しているでしょうか?
勉強の仕方が悪かったのではないか、そもそも、勉強していないからこんなことになるんだ、と叱ってみたり?はたまた、「スマホ」が原因だと取り上げてみるとか?
実は、これ叱るところではないのです。だって、小学生の頃のテストと中学での定期テストは、目的が根本的に違うのですから。
簡単にいえば、みんなが100点をとれるような内容で理解力をはかるテストが小学生の頃のテスト、難易度の変化のある内容で、段階的な理解度をはかり、さらには順位をつけるテストが中学の定期テストのなのです。
国語はとくにショックを与える教科のようです。母国語のテストなのにね(;^ω^)
とにかく、今回の中間テストの結果は「この子はここからね(⌒∇⌒)」という理解でおさめるのがよろしいかと。
子どもは子どもなりに「やばい!」と思うところもあるはずです。
親があれこれ動くのではなく、子どもの発信に耳を傾けてほしいと思います。
中1になったばかりの子どもたち。
親の思うようには、なかなか考えてくれないし、行動もしてくれません(>_<)
こんなとき、まず親ができることって何でしょうかね?
私は、まずは「想像してみる」ことをお勧めします。
中間テストの結果が返ってきてショックを受けるのもつかの間、体育祭の練習や部活動の日々、学総(部活動の大会)、そして日々の授業や行事が怒涛の如くやってきます。
まだ体力もないし、器用にできる年ごろでもありません。大人が思う以上に、心身ともに疲れているのではないかな~と思います。
見た目はヘラヘラとしていたり、楽しそうにしていたりしていて、とても疲れているようには見えない!、という子もいるかもしれませんが、実はその行動、無意識に自分を守っている行動であることもあります。
想像してみて、「あ~、子どもなりによくやっているんだな」と思えたら、子どもに向けたくなる、親御さん自身のショックや不安、憤りの気持ちが少し静まってくれるのではないでしょうか?
それでももし、親御さんの気持ちが落ち着かないときは、ぜひぜひ、子どもさんにぶつけるのでなく、他の人に話をするとか、親御さん自身のリフレッシュを優先するとかしてみるのもありだと思います(^▽^)/
とにもかくにも、「中1ショック!」。まずはココから。そして、子どもを見守りつつ、現実を見据えて対処していきましょう!
みらい学舎太田佳代子も、他人様のお子達ではありますが、一人一人の生徒たちとの関りを、こんな気持ちでやっています。お互い、ぼちぼちと♡
新学期、親のトビラも始動♬
2017.4.12 [おや?親のトビラ,性・いのちのお話,講座]4月10日月曜日。
学校の新学期が始まりましたね。
入学式を迎えたみなさん、ご入学おめでとうございます!
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私としては、7期生を送り出してからというもの、
ホッとする間もなく塾の新年度を迎え、春期講習に突入。
やっと一区切りの4月9日の日曜日を無事迎えることができました。
9日の日曜日は、何度寝したでしょうか(;^ω^)
午後3時ころからやっと復活できました。
それでもまだまだやることはたくさんで、テキストを家に持ち帰り、予習をしました。
・・・先生も、生徒にやらせる分、勉強しているのですよ( *´艸`)
さてさて、4月10日。
以前からお約束していた、小学5年生とその親御さん向けの「いのち・性のお話」の講座を開催しました。
本当に目まぐるしい日々を過ごしているので、キャンセルも考えたのですが、お母さんたちの思いに心動かされました。
今回は男の子ばかりの5組の親子さん。
4年生の3学期に、学校で性教育?保健体育?で、いのちの始まりのところをやってきたばかり。
そして、性にちょっぴり関心をもつお年頃。
始めこそ緊張していましたが、絵本の読み聞かせをしていくうちに、いろんな質問もとびだしてきて、
また、初めて知ることに素直に驚いてくれたり、感心してくれたりして、結果、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
最後の方は、み~んな体を乗り出して、かみしばいの絵を見に来てくれて(o^―^o)ニコ
後ろにいるお母さんたちも、嬉しそうにみてくれていて、私の気持ちがホッコリしました!
ありがとうございました!
感想をいただきました。ありがとうございます!!
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あのあと、ママ達で話をしたんですが
以下感想を
まとめました
始まる前はどうなるのかなぁと正直ドキドキ…、本人ショックというより驚きだったようです。
ストレートな疑問にドギマギしましたが
太田先生の、明るい話し方、そして子供の疑問に共感しつつ答えてくれるとこ、すっごく有り難かったそうです。
話一度聞いただけで、どうかなる訳じゃないだろうけど、少しでも大事な事なんだって感じてくれたらいいな~って思います。
モヤモヤが少し取れた気がします。命を作るのには色んな事をしないといけないんだなってことが分かったって、、、今までふざけて言ってた事に少し恥ずかしさを感じたみたいです。、、先生の話が少しは伝わってくれたかな。今後は人前で軽々しく言わないでくれるといいなと思っています。
何かあった時
すこしでも知識があるないでは、大分結果が、かわって来ることがあると思うので本当に今日
先生のお話しが、聞けて良かったです。
ありがとうございました。(原文ママ)
卒業おめでとうございます!
2017.3.22 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,学童期,思春期]今日は朝霞市をはじめ、近隣地域の小学校の卒業式でした。
おめでとうございます!
今日はお天気も良く、何よりでしたね!
私はというと、相変わらず塾で仕事をしていました。
今週は塾生たちのまとめテストの週。
春期講習を前に、授業はなくとも仕事はた~くさん( ̄▽ ̄)
そんな中!!!!
ステキな袴姿のお嬢さんが来塾してくれました!
今は小学校の卒業式に袴姿で参列するのですね!!
お母さん曰く、数年前からちらほら。
今年は一クラスに数人はいたとか。男の子も!
時代ってかわっていくんだな~~~。
ところで、このご家族とは児童館で働いていたころからず~っと長いお付き合い。
今回小学校を卒業した娘ちゃんは、お腹の中にいたときからのお付き合い!
もちろん、よく抱っこもしたし、
その後もよ~く遊びにきてくれたいた兄妹なので、
たくさん思い出があるのです(^▽^)/
そして、お兄ちゃんが小学6年生の頃、みらい学舎に入塾。
私が国語を教えることになりました。
お兄ちゃんも今年は中学3年生!
児童館ではよく遊び、みらい学舎ではよく学び(^▽^)/
妹ちゃんも今や塾生。
余計に、今日の突然の来訪(^^♪
とてもとても嬉しかったです。
もう一緒にドッジボールはできないけれど、、、
勉強を通して、これからもよろしくね♡
それから、お母さん!(もちろんお父さんも!)
長いことお付き合いしてくださり、そして、私達を信じてお子さんを預けてくださり
本当にありがとうございます。
これからも、ちょっとナナメの立ち位置で、
子どもたちに寄り添っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
みらい学舎のOB/OGと現役とのやりとり
2017.3.18 [おや?親のトビラ,勉強・受験]3月から新年度となったみらい学舎。
太田・上山・佳代子先生に加え、元みらい学舎の生徒である
OB/OG先生が活躍中!
授業をしたり、小テストの直しに関わったりと毎日本当によくやってくれています(o^―^o)ニコ
今日の授業後のこと。
数学の小テストの直しを生徒たちが協力して解いていました。
そこにOB/OG先生二人も参入!
年は近いし、OB/OG先生たちも数年前の「生徒」に戻って一生懸命問題に向き合う。
とってもとっても楽しそうでした!
みらい学舎のことを知ってくれている学生先生たち。そして現在の生徒たちの先輩!
いや~(^▽^)/素敵な関係です!
おめでとう7期生!
2017.3.11 [おや?親のトビラ,勉強・受験]昨日は埼玉県の公立高校の合格発表の日でした。
7期生全員の進路が確定する日でした。
朝9時から、塾で待機の私たち。
朝9時すぎに第一報が入りました。
その後、嬉しい報告の電話や来訪が続きました。
午後1時すぎ。作文を書きに7期生全員が来塾。
静かに、そして合格の喜びをかみしめながら、作文を書いてくれました。
午後3時過ぎ、打ち上げの始まりです。
ホッとした顔!(*´▽`*)
私の顔も、ホッと安堵の表情でした。
さ、ラストスパート
2017.2.10 [おや?親のトビラ,勉強・受験]2月10日。都内私立の入試の日です。みらい学舎の生徒も行きました。
発表までドキドキです。
さて、中3生最後の北辰テストが返却されました。
みんなで素直に笑顔になれる日となりました♡
受験した10名みんながA3という安全圏判定!
公立の受検日まであと20日。
子どもたちの表情もピリッと本気モードになっています。
もちろん、こういった数字での結果、大事です。
子どもたちこそが、自分というものを見るときに、こういった結果を必要としている気がします。
思春期はなかなか、自分というものをまるごとそのまんま認めるなんて、
できるようでできませんから。
でも、周りの大人たちが、子どものことを数字で見るようなことがあれば、それは大きな勘違いです。
周りの大人の役目、それは、それこそその子自身をまるごとまるっと認めることなのではないかな?
勉強したくない気持ち、焦る気持ち、ゲームやマンガなどで解放されたい気持ち、しゃべって安心したい気持ち・・・。
いろ~んな気持ちを安心して出せるような雰囲気づくり。やっぱりここ。
また一方で、子どもたちの志望校合格に向けての
様々な準備は、こちらの仕事。あくまでも冷静に、問題の傾向を読んだり、様々な学校の問題を、私達こそが解き、どれを選ぶかを決定する。
人間相手の仕事。
時にこうして出てくる数字の結果に喜びながら、
ひたすら、子どもたちの心の動きにクローズアップ。
高校生への切符
2017.1.26 [おや?親のトビラ,勉強・受験]木曜日は中3生の授業の日。
一人を残して(発表がまだなの~)、みんなが高校生になる切符を得ました(^▽^)/
南部テストの結果も返ってきていて、ハードだった冬期講習直後、
結果的にみんな成績が上がっているという快挙!
今日は久々、子どもたちのホッとした表情と、「これからもう一息!」
という引き締まった表情を見ることができました。
そして今日は、進学先が決定した生徒が、合格通知を持ってやってきました(o^―^o)ニコ
みらい学舎では、進学先が決まった日に作文を書いてもらうのですが、書き出しがなかなか決まらずのY。
そんなYと、みらい学舎での懐かしい思い出をおしゃべりしました。
いや~、いろんなことあった。
不安からたくさんの髪の毛を抜く日々。
塾に来れば、不満をぶちまける。
私たちが、一番大切にしていること。それは、こういう時に
そのままを受け止める。ジャッジしない。思いぞんぶんぶちまけさせて、
その子の表情が変わるのを待つ。
どんなに大変な時も、塾にはきてたっけな~。
最後の最後まで、「ねぇ、ねぇ、きいて~~~~~」と話にくるY。
いろんなことを乗り越えて、「今ではつらかったことも、笑って話せるようになったよ(^▽^)/」と、今日、話してくれた。
彼女の作文の締めくくりはこれ。
「自分の悩みを親身になって聞いてくれる人が必ずいるので、そのことを忘れずに生きていきたいです。」
子どもって、いえ、人間って、
周りの見守りがあれば、自分で自分の道を切りひらいていく力はあるんですよね。
おしゃべりしながら、しみじみと、これまでの思い出を振り返り、
じんわりと心が温かくなりました。
まだまだこの子たちとの日々が続きます。
でも終わりが見えてきています。
日々を大切に、もうしばらくの間、この並走を楽しみたいと思います。