中学3年生が「受験生」になるとき。
2019.12.3 [おや?親のトビラ,勉強・受験,未分類]久々の投稿です。気づけば半年ぶり(‘;’)
その間に、みらい学舎講師歴6年目となりました。
卒塾していった生徒たちのおかげで、私は成長できています。
御年50歳になりましたが(*^-^*)、まだまだ学ぶことはたくさん、
悩むことも半端なくたくさん!失敗も残念ながらたくさん(;^ω^)。
いろいろを経験しながらの現在です。
昨日は難関コースの3人の生徒と面談をしました。
12月に入り、いよいよ初めの受験日まで50日!
志望校がなかなか絞れなかったり、成績が振るわずきていたりと、
気持ちのグラグラが、なかなか止まらない状況でここまできてしまいました。
そろそろ、しっかり地に足をつけて、残りの時間を過ごしてほしい。
話をしようと思いました。
いえ、まずはやはり、話を聴くことにしました。
現実を一緒に踏まえたうえで、いろいろな角度から問いかけてみました。
Aくん「模試によって判定が違うので、いったい何を信じればいいのか、全くわからなくなってきました。」
・・・なるほど、そうだったのか。確かに!同じ高校でも、高判定の北辰テストに対し、「努力圏」と判定する模試もある。
具体的なそれぞれの模試の違いを説明してみました。本人も、なるほどと納得してくれました。
Bくん「ぼくはやっぱり県立〇〇高校に行きたいんですよ。だから私立△△高校ではなく、県立の発表まで待ってくれる私立□□高校を受験したいと、親に自分の考えを伝えました。」
・・・公立校も私立校も上位校を口にしてきたのですが、「二兎追うもの一兎も得ず」の話をし、親の意向ではない、自分の考えをまとめるよう伝えてきていました。
昨日やっと、自分の意志で、自分の今後の決意を表明してくれまた。彼の眼が、まっすぐこちらを向いていて、意志が固まったことが伝わってきてとてもうれしく思いました。
Cさん「第一志望は変えません。県立高校は受けません。残りの期間を3科に集中してやるだけのことをしたいです。他の付属高校も受験しません。」
・・・第二志望校が決まらず、いえ、決めることから逃げていた状況でした。また、勉強からも逃げていました。
カラ元気な態度で、不安を隠しているのが伝わってくるので、ずっと心配していました。昨日は面談している間に、逃げない彼女が感じられました。
生徒たちが、自分自身の人生を、自分で歩む覚悟をもってくれました。
待っておりましたよ。(*´▽`*)
可能性は未知数。とにかく、並走します。
みらい学舎の根っこ④教え子33歳、当時は太田先生が33歳!
2019.6.9 [みらい学舎の根っこ]今回お会いした太田塾長の教え子さんは、真下さんと山根さん。お二人は小学生の頃から高校まで、ずっと同じ学校に通い、今でも親交の深い仲良しさん。さらにお二人は、中学受験(学芸大学附属大泉中学校卒)も高校受験(学芸大附属高校卒)も共に学び、切磋琢磨しあった良きライバルでもあります。
※中学受験で合格した学芸大附属中学は、進学しても、高校で再び受験をしなければならないシステムなのです。
太田塾長との出会いはお二人が中学3年生の頃。当時の太田先生は33歳。そして、久々の再会を果たしたお二人の現在のお歳が、今年33歳(笑)。こういう偶然にも、何かご縁を感じてしまいますね!社会人生活10年を経て、お酒を飲みながら昔を懐かしみ、互いの原点を感じることができた、楽しいひと時となりました。
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【〝ホウレンソウ″ができる人間に育ってほしい】
いよいよ受験直前の冬期講習のある日。真下さんは寝坊してしまいました。そして、授業に遅刻。太田先生は今でも当時のことを鮮明に覚えていて、「あの時はひどく叱ったよな。」と語り始めました。
真下さんも「太田先生の叱咤はとても怖かった。でも、メリハリがあって、厳しくも尊敬する先生」であった、と話してくれました。
当時、なぜそんなに激怒したのか、太田先生に聞きました。「寝坊してしまったことは、仕方ないんだよ。それを連絡もなしに遅れてやってきたのがダメだと伝えたかったんだ。社会に出て〝ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)″ができない者は信頼されない。そうはなってほしくないから叱ったんだよ。」と。
【『君に開成高校はない』・・・?!】
受験校を絞る段階になると、先生方は、生徒それぞれの受験スケジュールが思い描けるようになっているとか。当時のお二人の第一志望は学芸大附属高校。しかし、受験には不合格という結果もあるので、他の高校も受験することになるわけです。成績優秀でオールマイティ―な二人の受験スケジュールは、有名難関校ばかり。太田先生曰く、生徒によって見出しのような判断が起こるそうです。
真下さんと山根さん、今回その当時の太田先生の考えを初めて聞いた次第。その際に真下さんに伝えられた言葉が、『君に開成高校はない。』でした。そばで聞いている私でさえ、「え??!」と動揺しましたよ。思い切って、「ナゼ?」と問いました。
太田:「だって、俺と同じニオイがするんだよね。君は、女子のいない男子校での高校生活や、大学受験を考えるのは無理じゃない?『男女の垣根なく、何でもやっていける共学校こそ、自分のやりたいことができる』と、考えているんじゃないかなって。」
太田:「だから、『君に開成高校はない。』んだよ。」
太田:「他に受けた高校は、慶應志木高校などの男子高校ばかりだったけど、君は学芸大附属高校がダメだったら、共学校の都立高校を受けただろ?」
真下:「はい、確かに考えていました。」
太田:「逆に、山根は男子校だろうが共学校だろうが、どちらでもいいタイプだろ?むしろ、共学だから都立高校を受けるなんて考えもしない。」
山根:「はい・・・。」
(大爆笑)
師弟の関係、たんなる勉強を教えるだけではないのですね!しっかり生徒の本質を見て、人生選択のフォローをする。それがなによりも大事なのだ、と私は感心しました。
【就職~名のある会社には入ったけれど~】
実はお二人とも、転職を経験されています。名のある会社に入ったものの、「このままでいいのか?」と自問自答し、もがいた時期があったそうです。何よりも、初めの就活のときには、まだ社会を知らなすぎたし、自分のこともわかっていなかった。なんとなく、名の知れた会社に行くことが幸せだ、と思っていたと話してくれました。きっとこういう人は多いのではないでしょうか?
そして現在、「仕事はめちゃくちゃ忙しいけどめちゃくちゃ楽しい」「今は前職に関わりのあるセクションになっているけれど、新たな分野にチャレンジしていきたい」と、お二人のポジティブな発言に、私は頼もしさを感じ、嬉しくもなりました。
(今度、みらい学舎のOB・OG達に繋げたいな)という思いがでてきました!
【人生のちょっと先行く先輩として、太田先生メッセージ】
仕事において充実期となる30代。人生においても様々な変化が起きてくる時期です。実際、山根さんはすでにご結婚されており、真下さんも今後いつかは?!と考えられていて、さらには、「父親」になることにもイメージが湧いてくる時期です。
太田先生は今年51歳。半世紀を過ぎ、父親人生も20年を越え、喜怒哀楽さまざまな経験をしてきました。太田先生は、「子どもをもってみて変わったことがたくさんある」とお二人に話しだしました。
太田:「『自分ができたことは、我が子もできるだろう。できてほしい。』と、ついつい、言葉にせずとも、考えている自分がいるんだよね。でも実際は、子どもは子ども。きょうだいでもいろいろ。分かっちゃいるんだけど、しっくりこない。それをぐっと耐えることこそ、大事なんだ、と今は思っているよ。」
~十数年を経て、教え子に対して、大人としての、そして親としての本音や弱みを正直に話す太田先生。そしてそれを真剣な顔をして聴くお二人。とても、とても素敵な時間でした!
また飲み、語り合う時間をもちましょう!
【報告】高校入試のイロハ🔰講座!
2019.6.4 [おや?親のトビラ,勉強・受験,講座]参加者14名、一番上のお子さんが小4から中3のお母様方に、ご参加いただきました!
前で話していると、お母様方の「知りたい!」という気持ちがビンビン伝わってきましたよ(*´▽`*)
以下に本日の様子を記します。
長文です(;^ω^)
必要な方だけお読みいただければ幸いです。
参加してくださったお母様方の出身は、東京都、大阪府、神奈川・長野・埼玉県と様々。
まずは、埼玉県以外と埼玉県の高校受験の違いについてお伝えしました。
他府県との一番の違いは、
①中学1・2年生の学期末の内申点(9科の合計点)も、公立入試において反映されるということ。
②親の出番が多いということ。
です。
レジュメを確認しながら、1・2年生のうちに親がやっておくと良いことと、
とても大切な「お金の話」についてお伝えしました。
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【お金の話】
①私立高校は、各学校で入学金や日々の月謝、施設費等の金額は様々。
②埼玉県内の私立高校ならば、県からの補助金制度を申請すると、負担が減る(課税証明書をとり、詳細確認が必要。高校入学後の申請)。
参照→埼玉県HPより https://www.pref.saitama.lg.jp/a0204/fubofutan2.html
③無利子で借り入れができる県の奨学金制度の申請をすることもできる(中学3年の秋ごろに申請可)。
参照→埼玉県HPより
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2204/j-s/gen-boshuu.html#bosyuusukeju
④公立高校は授業料無償とはなっているが、大学進学を考えた時に、予備校の費用などを考え合わせると、学校内で様々なサービスや設備が整っている私立高校の費用と、大差なくなることもある。
⑤公立高校受験は、倍率が出れば必ず不合格者がでる。また繰り上げもないため、私立高校の中でも、志望校として検討することは大切。
⑥高校の所在地により、交通費もまちまち。様々な観点で考えておくことも、親の仕事の一つ。
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中学3年生になると、親も子どもも忙しくなります。
レジュメを確認しながら、
①北辰テストや校長会テスト(南部テスト)について
②中学校の先生との面談時期と、おおまかな面談内容について
③高校の学校説明会への参加、そして私立高校の個別相談会について
④願書提出までの流れ
などをお伝えしました。
当事者になってみないと分からない点が、多々あるのが現実ですが、
今日お集まりいただいた方々からは、「『今』できることを考えて、準備していこう」という感想を多くいただきました。
以下に本日の感想を少しだけご紹介します♡
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・小学生のうちから提出物の期限を守るなど、できることから習慣づけておいた方が良いなと気づけました。(小学生母)
・来て良かったです。現状を知れて、身が引き締まりました。同時に、今日からさっそく実行しようと思えることが見つかりました。(小学生母)
・北辰テストのことなど、私が学生のときと様変わりしているので、計画立てて受験に臨まなければならないと感じました。(中学生母)
・流れが分かるだけでも心構えができて、とてもありがたいお話ばかりでした。(中学生母)
・中学3年になっても、学校での説明会もなく、色々な心配がありましたが、埼玉の受験事情を理解することができました。(中学生母)
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今回の講座は、中学1年生の親御さんから頂いた声から開催に至りました。
みらい学舎では、こういった教育相談もお受けしています。
一人で悩まず、気になることがあったら、お気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
高校入試のイロハ🔰講座のレジメ公開!
2019.5.31 [おや?親のトビラ,勉強・受験,講座]6月4日火曜日午後1時から、みらい学舎で開催する
「埼玉県版★高校入試のイロハ🔰講座」の内容を、
手書きのメモで書き出してみました~(^^)/
現在、12名の参加希望を頂いています。
あと8名まで、ご参加可能です☆彡
今回は、「中学生の親になったら、私は何をすればいいんだ?!」というギモンに答えてみます!
私自身も、かつては高校受験生の母。
当時のこと、また現在の塾生たちやその保護者さんたちとの関りから知る情報をシェアしますよ~!
中学1年生、2年生の頃に親がやっておくとよいこと、
中学3年生以降の、進学先決定までのおおよその流れと
その中で親がすべきことを簡単にあげてみました(#^^#)
(^O^)/参加予定のみなさ~ん/
こちらを読んで、ギモンに感じたことや特に知りたいと思ったことなど、
ありましたら考えておいてくださ~い(*´▽`*)
GAOさんの地域活動の話
2019.5.29 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,防犯ブザー講習会・CAP]★嫌って言っていいんだよ、その場から逃げていいんだよ。
★必ずだれか信頼できる人に相談しよう。信じてくれる人が現れるまで、あきらめずに相談しようね。
★味方になってくれる人の方が、世の中多いよ。
いいぞ!みらい学舎OB先生♪
2019.5.15 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]今年からみらい学舎のOB先生として塾に帰ってきてくれたYのこと。
現在、寺子屋(定期試験対策)のサポートにきてくれています。
先日、土曜日。初めこそ、緊張などから生徒たちの中に入り込めずだったのだけれど、あることがきっかけで、話をしたり、質問に答えたりできるようになりました
よしよし、その調子!
翌週月曜日はその子たちとの2回目の日。
何やら、ひとりの女子生徒と話をしている。
何かの教科について話している感じでは、ない。
でも、Yは、女子生徒の隣の席に座り、女子生徒もずっと話をしている。
授業も終わって、最後に、Yからの話で何を話していたのかがわかりました。
Yは、「今日、相談されたんですが、どう答えてあげたらいいのか、僕にはわかりませんでした…。」と。
Yは、「僕はどうしたらよかったんですかね〜。」と、申し訳なさそうな表情。
いやいや。Yくん。その子の話を聴いてくれてありがとうね。
その女子生徒は、そのことにずっと悩んでいてね、私たちも同じく、どうしたものかと心配もしているし、解決策はないものか、と考えあぐねているところなのですよ。
Yくん、君はまだ彼女と出会って2回目でありながら、話し相手に選んでもらえたわけです。
きっとその生徒もね、答えを教えてもらいたいのでなく、話したかったのですよ。
子どもたちとの関係性は、そんな一歩から始まるのです。
授業で英語を教えることもオシゴトですが、なにげないやりとりを通して、子どもたちとつながりをもつことも大事なコト。
大切にしたい関わりなんだよ。
ありがとう。
みらい学舎のOB・OGに、恵まれています!
感謝です♡
生徒面談と高校入試のイロハ🔰講座
2019.5.11 [おや?親のトビラ,勉強・受験,講座]GW明けから中学生対象に生徒面談を開始!
中間テスト1週間前に入った生徒もいるので、この時期の生徒面談は、中間テストに向け、いかに臨むか、という話。
当然、学年ごとに話す内容は変わってきます。
中1生…中学校生活のスタート、順調に入っていけているかの確認と初めての定期テストにむけてのお話をしていきます。
中2生…中学での1年間が終わっての振り返り。また、昨年よりは現実的な志望校を出してもらい、その学校の基準などを実際に提示して、具体的に定期テストではどの教科をどのように目標設定していくかを話し合っていきます。また、スマホ所持率が上がり、学校生活や家庭での悩みや衝突も出てくる頃。成績も下がりがちな中2生という時期なので、心身のバランスを丁寧にみていくことを意識しています。
中3生…いよいよ受験学年。3年1学期の内申は正式な成績の一つとして見られていくものになることを、本人も理解すべき時です。受験学年にはなったものの、この時期はまだまだ「中学3年生」になっただけで、「受験生」にはなっていません。そこをいかにしていくか、いかに導いていくかがポイントとなる面談です。
まだまだ甘いんですよ。でも、生徒たちなりに、受験に向き合っていこうという気持ちが表れてきています。まずは定期テスト対策の具体化、そして今後「受験生」となるべく、当人の課題の洗い出しと具体的な目標や行動を話し合ってシェアしていきます。
高校受験は、まだまだ小さなことかもしれないけれど、子ども自身で自分の人生を選択できる、最良の時期にあると私は感じています。
だからこそ、中1、中2、中3と段階に応じた受験情報を、私たちは意識的に伝えていきます。
高校受験は子ども自身が変わるチャンスです。
そういう意味では、親御さんにも変わってもらう必要があります。
小学生の頃のように、なんでもやってあげたり、指示を出してあげたりすることが、かえってよくないこともあります。
また一方、思春期の成長は、子どもによって大きく異なります。
「みんなおなじ」が効かないことを認識しておくのも大事かもしれません。
では、親は何をすればいいのでしょうか。
衣食住の安定がまずは何よりの基本でしょう。
そして、子どもとは別でいいので、子どもに必要な情報に対し、アンテナをはることです。
また、話題提供の材料を集めることもいいですね。
特に、社会の時事は、大人こそ関心をもって学び続けたり知り続けたりすべきことです。
受験問題にも、時事問題はいろいろな形で出てきます。
子どもは残念ながら、日々がとても忙しいです。
社会の時事を積極的にとりにいける環境はあまりありません。
だからこそ、日常生活において、親が話題提供者になること、そしてそれを一緒に考えたり、意見をだしあったりすることが助けとなるのです。
子育ては親育て。
よく言われる言葉ですが、受験においても言えることだと思います。
私も、3人の我が子たちを通して、たくさんのことを教えてもらい育てられてきました。
受験期の子どもたち、きょうだいであっても、それぞれでした。
そのたびに、悩みもし、堪えもし、ふんばりもしました。
過ぎてしまえば良き思い出。
今現在、中学生の親御さん、応援しています!
ということで、長くなりましたが、
6月4日火曜日、午後1時
より、
みらい学舎の私たちが、埼玉県の高校入試情報を知りたい親御さん向けに、
高校入試のイロハ🔰講座
を開催します。
現在申し込み受付中です。
ご連絡お待ちしております。
<申し込み方法>
みらい学舎 ☎048-465-7020
までご連絡ください。(午後1時~7時まで)
お申し込みの際、参加する方のお名前、連絡先、お子さんの学年をお伝えください。
よろしくお願いいたします。
みらい学舎の根っこ③生徒がパパとなる!
2019.4.17 [おや?親のトビラ,みらい学舎の根っこ]「みらい学舎の根っこ」③生徒がパパとなる
~親となってわかったこと~
太田塾長の元教え子さん、お二人目は光が丘の塾に赴任していた頃に出会った新山さん(#^^#)
お子さんを連れて会いにきてくださいました♪
すでにお子さんが3人!会いに行った日はお二人の娘さんが同席♪
はじめこそ緊張気味でしたが、すぐにかわいい笑顔でいろんなお話をしてくれましたよ(´▽`*)
そして新山さんと太田先生。Facebookではやりとりしていたものの、実際に会ったのは十数年ぶり!
お互いに少しだけ歳を重ね、いろいろな経験をして、大人同士の話もできる頃となりました。感慨深かったことでしょう。
当時は難関高校を受験する生徒は、光が丘校舎に新山さん一人だけ。したがって、先生一人対生徒一人の授業をしていたそうです。
早慶の附属高校を全て受験し、慶應義塾志木高校はダメだったものの、残りの附属高校は全て合格!
結果、慶應義塾高校に進学されました。
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【大変だった大学時代、しかし自分は人に恵まれる人生♪】
人生は山あり谷あり。新山さんにとっては大学時代が一つの試練の時だったそうです。
どんな人間も、生きていればいろいろあります( *´艸`)
そして、その経験をどう捉え、次をどう歩んでいくかが大事なところ!
当の新山さんは…⁈
「ようやく、仕事の方(SEをされているそうです)も充実し、今は子ども、妻、両親たち家族に恵まれ、とっても幸せです!」
お子さんに食事のお世話をしながら、ニコニコとそう語ってくれました。
【一番勉強し、楽しくもあった中学生時代】
当時教わった「証明」の問題は、その後使うことはなかったけれど(笑)、太田先生に教わっていた頃の勉強は楽しかった、と新山さん。
後に塾でバイトをし、現在は小学3年生になった娘の勉強に付き合う際に、「『わからない』という子どもに教えるって、とてもっ難しい!大変!」ということを実感し、改めて勉強を教える先生、「わかる」に導いてくれた先生に感謝しているとか。
【部活動(やりたいこと)を理由にして、勉強(やるべきこと)をさぼるな】
中学、高校時代を通してサッカー部に所属していた新山さん。
高校時代の顧問の先生に言われていた言葉を今でも大事にされていました。それが、上記の言葉です。
現在は娘さんにも、この言葉を伝え続けているそうです。
「外で遊ぶのもいい。iPadでゲームをするのもいい。でも、それを理由に勉強をしないのはいけないぞ。やりたいことをやる以上、やらなければならないことはやっていこうね。」と。
また、子どもに言う以上、自分もやっていかなければならないともおっしゃっていました。
半年前からはボディービルダーになるべく、トレーニングをされているそうです。
娘さんたちも体の動かすことが大好き!
長女のMちゃんは、体操でバク転もできるようになったとのこと。
また、Mちゃんの誕生日には毎年「トランポランド」に行くのが恒例となっているそうで、まもなくやってくるお誕生日を楽しみにしていました。
びっくりしたのは、パパさんの影響を受けて、栄養学的な知識をもっていたこと。どんなものを食べると良いのか、いつ何を食べるといいかなどについて、教えてくれましたよ!いいですね( *´艸`)
さらに、ご本人。将来は再び大学に通いたいとのこと。
高校からそのまま大学に上がった頃には知り得なかったたくさんの経験から、改めて学び直しをしたいと考えられているのかな~。
お子さんがこれから大きくなっていくにあたり、一緒に勉強にチャレンジするパパさんがいてもいいですよね!
まだお子さんも小さいし、バタバタな生活で勉強どころではないこともあるでしょうが、ぜひ、夢に向かって頑張っていただきたいと思いました。
【昨日の自分より今日の自分】
「どんなに遅くとも毎日2時間だけは、自分が持っていなかった能力を少しでも磨いて、昨日の自分より今日の自分が成長してあげるようプレゼントにする。自分の叶えたい夢に向かって毎日1時間使えば夢は叶う。オトナになっても夢は叶うということを子供に見せられるオトナになること。それがオトナの育て方。」By武井壮さん
新山さんは、武井壮さんのこの言葉を、ご自身にもかけて、日々精進されているそうです。
なかなかできることではない!
けれど、「やる!」と決めてやり続ければ、変わっていくのでしょうね。
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かつて中学生だった教え子が、我が子達に愛情たっぷりで関わっているパパさんになっていたこと。
太田先生はとっても嬉しかったみたいです。
新山さん、今度は朝霞の方にもご家族で遊びにきてくださいね!「朝霞の森」という素敵な場所もあります(#^^#)
それから、新山さんのお力を今度みらい学舎にお貸しください!
今回のことをきっかけに、今後ともよろしくお願いします!
みらい学舎の根っこ②みらい学舎OB/OG編
2019.4.12 [おや?親のトビラ,みらい学舎の根っこ]【みらい学舎のOB/OGが講師として戻ってくる】
みらい学舎の開講から、今年は10年目という節目の年。
この間に174名の生徒たちが巣立っていきました。
そして現在、そのうちの3名がOB/OG講師として授業を担当。また今月より、新たに1名のOBが関わってくれることになりました。
みんな元生徒であるため、みらい学舎の授業形態や内容、なによりも雰囲気をよくわかっています。
それに、教える生徒たちは皆「後輩」であるため、大変面倒見良く、少し兄貴・姉貴のような関りをしてくれます。
この点は、「指導力」とは違った軸で、とても大事な軸、そしてみらい学舎の強みとなっている気がします。
言ってみれば、「恩送り」といったところでしょうか。
現役生徒の頃、みんなが何かしら、当時のOB/OGに応援されているのです。
特に受験が近くなると、OB/OGから差し入れやアドバイスをしてもらった経験をしています。
だから、今もそれを後輩たちに自然にしてくれているのでしょう。
本当にありがたく、嬉しいことです。感謝です。
【3期生のOG講師、就活中!】
ところで、そんなOG講師の二人。現在大学4年生です。
就職活動真っ最中です。
きっと、就職活動を通して様々な方々と会い、話をし、その結果自分と向き合うことを重ねているのでしょうね。
就活を始めたころからずいぶんと考え方に変化が出てきました。
極端にいえば、
「あ~、就職なんかしたくない~。自分が何をしたいかなんて、わからない~(T_T)」
といった発言から、
「いろいろな企業をまわっているうちに、『私はここで働いてみたい!』あるいは、『ここは違う気がする』、ということが、大企業だとか中小企業だとかでいう枠とは違った視点で感じられるようになってきました。」
といった発言に変わってきたのです。
同時に新たな悩みも。その悩み方が、また良い感じなのです。
【先輩たちの背中】
自分の人生を、真剣に考えているときに出てくる悩み。
そうそう、そういえば、これ、中学3年生のときにも似たことしてきたよね(*´▽`*)
でも、今回はもう少し大きいのかな?深いのかな?
とにもかくにも、みらい学舎で教えている生徒たちより少し先行くOB/OGたちの背中。
これも見せてくれています。
大変だけれど、今はチャンス!自分を知る良いチャンス!
応援しているよ♡
みらい学舎の根っこ①太田塾長、その昔
2019.4.7 [おや?親のトビラ,みらい学舎の根っこ]約5年前、私(太田佳代子講師)は本格的にみらい学舎の先生となりました。
一方、太田先生(塾長)はかれこれ30年!
たくさんの教え子を指導し、難関高校へ合格させ、社会へと送り出しています。
太田先生の授業や生徒たちとの関りはどのようなものだったのだろう。
太田先生が世に輩出した生徒たちが、時を経て、今の社会にどのような関りをし、中学時代のことがどのような形で残っているのだろう。
私は知りたくなりました。
そして、今、目の前にいるみらい学舎の生徒たちとの関りの、参考にできたらと考えました。
今後、「みらい学舎の根っこ」というシリーズで書いていきます(^^)/
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「みらい学舎の根っこ」①太田塾長、その昔
~生徒を惚れさせる板書~
先日、17年前に太田先生に学んだ一人の教え子さん、石原さんが来塾してくださいました(´▽`*)
現在は、大学の先生をしながら医学に関わる(細菌や感染症など)研究をされているそうです。膨大なサンプルを調べ、簡単には見つけられない、法則性を予測し、実験し、また考察し、新たな法則性を見つけ出していくという地道な研究ですって。
石原さんは、「学問の基本的な知識と理解がなければできないものだ」とおっしゃっていました。つまり、これまでの勉強の積み重ねが、今につながっているというわけですね。
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石原さんのお話から、私が印象に残ったことを記してみます。
【太田先生の板書は美しかった】
とにかく美しかった。また、解法も美しかった。
なんとか太田先生のような美しい解法で自分も解きたい!という思いが、いつもありましたよ。
また、太田先生が採点して、コメントを書いてくれた答案用紙は、今でも実家に全て取っておいてます!
太田先生は筆圧が強いので、前の人の答案がうっすらと見えるんですよ(笑)
前の人は競い合っていた良きライバル。
それを見ては、「やった!」と思ったり、悔しがったりして、気持ちを高めていました。
【歴代の先輩が解いた問題を演習で解く】
太田先生の演習問題は、歴代の先輩も解いているんです。しかも、太田先生は全てのデータを保持している!
それを解説のときに、太田先生が話をしてくれるんです。どの先輩がどの問題で何点取ったかや、
「この演習、おまえ、良くとったぞ!歴代〇位だ。」などと。
こういったことも、気持ちを高めるきっかけになっていましたね。
【甦る緊張感、良き思い出】
こうやって、当時の話をするだけで、あのときの緊張感が甦ってきますね。
Kクラス決めの8月26日のことは、今でも鮮明に覚えています。
また、Kクラスでの勉強は、それはもう大変でした。しかし、ワクワクもあった。
今となっては本当に良い思い出です。
あの時があったから、今の僕がいるんです。
中学生という時期は、自分自身を磨き、構築する時期。
そんな時期に太田先生をはじめ、素晴らしい先生に出会え、感謝しています。
自分自身の推進力を引き出してくれた、そう感じています。
【筑駒時代とその後】
筑駒(筑波大附属駒場高校)の3年間、おかげさまで、勉強面では困ることなく過ごすことができました。
自分のやりたい方向性も見えてきて、大学受験は早大(早稲田大学)理工学部一本。国立には興味を見出さなかったので受験しませんでした。
早大で博士課程に進み、卒業後から現在にいたるまで、仕事上で苦難もあるけれど、決してあきらめない、また自分を錆びさせたくないという思いが強いです。こういった思いも、あの時があるからだと感じています。
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石原さんが語っている時の、若かりし時代の良き日を思い出している笑顔が、印象に残りました。
私も一緒に笑顔になっていました。
また、受験間際の緊張感も伝わってきました。
「あの日」には戻りたくない。
この思いも事実でしょう。それでも、当時の厳しくも怖くもあった先生に会いに来てくださった。
有り難いことです。感謝です。
そうそう!石原さんは、あの「高校生クイズ」に出場されたんですよ♪ 惜しくも優勝は逃してしまいましたが、
多くの高校生が予選で涙をのむ中、本選でそれができた経験は、貴重ですよね!
石原さんの今後のご活躍も期待しています。ご協力ありがとうございました。