みらい学舎

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頑張っている君たちへ

みらい応援団からのメッセージ



成績を伸ばす=集中力を鍛える ⇔ 他の事をしながらだからこそ!!



小学生、中学生のみなさん、学校や学校以外で忙しく活動している今だからこそ、「集中力」を鍛えましょう。
必ず学力向上につながりますよ。それを実行してきた私(代表:太田)の友人達から
地域の小学生・中学生に応援メッセージをもらいました。大学の体育会出身の私ならではのつながりです。
塾講師の中では、運動部の活躍は高校時代までの人が多いのではないでしょうか?
(そうではない方がいらっしゃいましたらすみません…)


勉強もしながらの競技生活って、予想外に楽しい時間なんですよ。
もちろん辛い時期もありましたが、それを克服するごとに、喜びと達成感が湧いてくるんです。
そんな時間を共有した仲間たちからの未来応援メッセージです。


河野 孝典 さん (1990年~1991年:早稲田大学スキー部主将 → 元五輪金・銀メダリスト)


中村 恵一郎 さん(1990年~1991年:早稲田大学競走部主将  → 中学・高校で全国優勝4回以上)


大沢 知宏 さん(故人)(1991年~1992年:早稲田大学競走部主将  → 元五輪日本代表 高校で全国優勝)


 オリンピックの金メダル獲得や、日本代表選手、全国大会の優勝経験を持つ友人たちは、学校の勉強もがんばりながら、中学、高校、大学、あるいは大学を卒業後に世界チャンピオンや日本チャンピオンになった強者たちです。そんな友人から、地域の小学生・中学生への温かな激励が込められた貴重なメッセージを皆さんにお届けします。




河野 孝典 さん
元スキー・ノルディック複合選手(長野県出身 日本代表選手 五輪金メダリスト)
現在「全日本スキー連盟ノルディック複合チームヘッドコーチ」


【主な競技歴】


・アルベールビル冬季オリンピック(1992年)
スキー競技ノルディック複合団体金メダル


・リレハンメル冬季オリンピック(1994年)
スキー競技ノルディック複合団体金メダル


・リレハンメル冬季オリンピック(1994年)
スキー競技ノルディック複合個人銀メダル


 中学、高校時代はスキーにのめり込んでいたので、今の中学生の皆さんのお手本になるような生徒ではありませんでした。ですが、社会と英語だけは好きで、日本を問わず、世界を転戦する現在の生活でもこの2教科はとても役立っています。学生の頃は勉強することの大切さを考えることが少なかったのですが、学生時代に色々な知識を得ておくことがその後の人生の基礎になると今は強く思っています。


 2度のオリンピックを経験し現役を引退した後、コーチ資格修得のためにドイツ留学しましたが、ドイツに向かうまでの3カ月間、それこそ寝食忘れてドイツ語習得に没頭し、人生の中でここまで勉強したことはありませんでした。ドイツ人ばかりのトレーナーアカデミーではすべて授業がドイツ語の専門用語ばかりで最初とても苦労しましたが、今ではとてもいい経験をしたと思っています。留学中のドイツ人同級生とは現在でも連絡を取り、遠征先で一緒に飲んだりしています。現役引退後、一念奮起して一生懸命勉強していなければ今の自分はいないと思います。


 私が学生だった頃より今の時代は情報にあふれ、皆さんにはたくさんの選択肢があると思います。何かを極めることも大事ですが、いろんなことを経験できる中学、高校時代にあえてたくさんの経験をすることが皆さんの将来の財産になると思います。


 「健全な肉体には健全な精神が宿る」というラテン語の諺(ことわざ)があります。ですから、皆さんにはスポーツも勉強も両立して頑張って欲しいと思います。あまり学生時代に勉強していなかった私が得た教訓は、自分の好きな事や興味のある事を大切にすること、それが将来の自分の糧になることです。皆さんは無限の可能性を秘めている原石だと思います。どのように輝かせるのは自分次第、どうか、好きな事に打ち込める時間を大切にして、日々を過ごして欲しいと思います。



中村 恵一郎 さん
元陸上競技 中・長距離選手(長野県出身 全国チャンピオン経験者)
【主な競技歴】


・屋代中学校3年(1983年)ジュニア五輪男子B(中学2、3年生)3000m優勝


・篠ノ井高校1年(1984年)秋田インターハイ800m4位


・篠ノ井高校2年(1985年)石川インターハイ800m優勝、1500m8位


・篠ノ井高校3年(1986年)山口インターハイ800m優勝、1500m優勝(2冠達成)


・早稲田大学(1987~1990年)では箱根駅伝4度出場、全日本インカレ800m2位


 私が中学生の時に直面した課題の一つが勉強と部活動の両立でした。部活動を終えてから自宅に戻り、夕食、風呂などを済ませれば、就寝までの時間は3、4時間しかありません。限られた時間をどう有効に使うかということを考えました。

 
 まずは学校の先生から与えられた課題(宿題)をただ消化するだけでなく、しっかり自分のものにすることを意識しました。課題の多くは「漢字」「英単語」「計算ドリル」など基礎が中心だったので、基礎を反復し、完璧に自分のものにすること。基礎ができていれば、応用に広げることは難しいことではないと思います。


 野球部の部活動は3年生の6月に終わってしまいましたが、高校では陸上部に入ろうと決めていたので、その後も陸上の自主練習は続けていました。夕方から夜まで勉強し、眠くなったらジャージに着替えて走りに出るという感じでした。体力的にきつくて、授業中に居眠りしてしまったこともありますが、精神的なつらさは感じませんでした。なぜなら陸上部が強い高校に入り、そこで強くなりたいという明確な目標があったから。そのためには合格するために勉強し、入学してからすぐに先輩達についていけるように練習しておくのは当たり前のことだと考えていました。


 はっきりとした目標を見つけるまでに時間がかかったり、受験勉強への切り替えがうまくいかないこともあると思います。そんな時は、焦らず少しずつ勉強や塾通いを自分の生活リズムの中に組み込んでいけばいいと思います。スポーツもそうですが、なかなか一人だけで努力し、力をつけるのは難しいことです。チームメートの力を借りて勝利をつかむスポーツと同じように、勉強でも塾の仲間や講師の先生の力を借りながら、「合格」という勝利をつかんでほしいと思います。 みなさんも、これからがんばってください。



大沢 知宏 さん(故人)
元陸上競技 短距離選手(埼玉県出身 ソウル五輪日本代表選手 全国チャンピオン経験者)
【主な競技歴】


・埼玉県立松山高校2年(1986年)山口インターハイ100m3位


・埼玉県立松山高校3年(1987年)札幌インターハイ100m優勝


・早稲田大学1年 (1988年)ソウルオリンピック100m日本代表


・早稲田大学4年 (1991年)ユニバーシアード100m日本代表


 中学生の時は野球部に所属し、弱小チームでしたが野球ばかりの日々を過ごしました。上下関係がとてもきびしかったのですが、あいさつや、言葉使いなど日常生活の基本を学び部活動の大切さを実感しました。また、部活が無くなる中間・期末試験前には、気持ちを切り替え、試験勉強に没頭しました。集中して何かをすることはとても大事です。


 3年生になり、野球部も引退し高校受験では、県立松山高校を受験しようと目標をもちました。毎日の生活リズムの切り替えをしっかりやろうと心がけました。部活は確かに大変で忙しかったけど、高校受験が成功したのは、目標を持ち、切り替えがうまくいった結果だと思います。


 埼玉県立松山高校に進学後は、陸上部に所属しました。チームは毎年埼玉県で総合優勝している強豪校でした。「強くなりたい」の一心で朝、昼、夕、また帰宅後も練習をしました。このとき、自分で「身近なライバル」を決め、まずはその人に勝てるよう努力しました。これは、スポーツでも勉強でも大事なことだと思います。そして、今でも陸上部の仲間とは交流があります。皆さん末永く付き合える友達をつくりたければ部活動に入ることです。いい仲間との出会いが、自分にとってのかけがえのない財産になっています。
目標を持って、毎日がメリハリのある生活のリズムが作っていければ、夢はかないますよ。


 「中学生のみなさん、文武両道の精神で部活と勉強は両立できます。」…がんばってください。


※平成28年4月6日永眠されました。故人、ご遺族の意思、了解をいただき、掲載を続けさせていただきます。大沢さんのご冥福をお祈りいたします。





元教え子からのメッセージ


 太田先生の授業は、受験で合格することだけでなく、高校に入った後のことまで考えられていました。


 受験生は、受験の合否はもちろん、高校入学後の授業についても「自分はついていけるかな?」と不安を感じることがあると思います。しかし、塾で教わったことが高校の授業の範囲に重なることがあるので、高校入学後も思っていたよりずっとついていきやすかったです。高校生になった今でも、教わるのが0(ゼロ)からではないので、理解しやすいです。中学の頃の塾の授業が、今でもこんなに役立つとは思っていませんでした!!