「他人のことをあそこまで真剣に考えたのは生まれて初めてだ」
2023.2.25 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]みらい学舎の大学生講師の一人が、先日最終授業を終えてみらい学舎の大学生講師生活を卒業しました。
4年間を振り返ってのコメントを寄せてくれました。
こちらです。
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教えることよりも教えられることの方が多い四年間だったと思う。一人の講師として準備をし授業に臨むわけだが、毎度、生徒にとって益のある内容、指導を行えてるかどうか4年間ずっと不安であった。だけれども、いざ授業が始まれば、生徒からの質問や希望が飛び出し自分に指針を示してくれた。授業の準備、内容はカリキュラムで指定された範囲に沿ったものであり、それを自分で進めている、舵取りをしている気なっていた。しかし、本当に授業を進めていてくれたのは生徒たちだな、と今になると思う。そういった業務としての講師という面でもたくさんのことを生徒に教えてもらったが、そんなことはどうでもいいほどに、もっと大事なことを教えてもらった。
他人について考えることである。
大学一年生のころから12期生の英語を彼らが卒業するまで担当させてもらったが、他人のことであそこまで真剣に考えたのは生まれて初めてだと思う。ストレートに行ってしまえば生徒は血がつながっているわけでもないただの他人だ。だけれども、大学で授業を聞いている時も、少しでも彼らの役に立ちそうだなと思えばメモをとっていたし、夢の中に彼が出てきて質問をしに来るなんてことは何回もあった。何をするにしても生徒の顔が真っ先に頭に浮かぶ。いつの間にか生活の中心が塾にあったし、生徒のみんなが一番大事だなと思っていた。その時の自分は疲れてひどい顔をしていたかもしれないけれど、これまでの人生で一番生き生きとしてたはずだし、ひたすらに楽しかった。 生徒の人生を預かるというところで大変だし責任の重い仕事ではあったが、とにかく楽しかった。
とここまでいい感じで書いたんですけど、自分は講師としては不出来な奴だったなと思ってます。もっといい授業ができていればなと思い出したらきりがないです。だけど生徒のみんなの顔見たら、そんな感情吹っ飛びますね。ただひたすら、彼らのためになることをしたいなと思うばかりでした。大学受験とか個人の勉強はしたくないですけど、塾で教えるということはまたやりたいなと思えます。でも、もし教えるなら人間としてもっと成長してからがいいなとも思います。薄ぺっらいのはいやです。こんな素晴らしい環境を与えてくれたみらい学舎の先生方には感謝しかないです。
【12期生3年間・15期生1年間の英語講師:江口耀司(みらい学舎6期生)】
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大学生の講師・・・一般的には評価が低いです。
しかし、このように時間の経過とともに生徒たちとの日々を経て、変化していきます。
私は、これまで何人もの大学生講師と共に授業をしてきました。
元教え子でも、塾講師としては共に生徒に並走する相棒です。
時に背中を見せ、時に共に考えを出しあい、時に学ばせてもらいました。
講師としての卒業おめでとう!
そして、4年間ありがとう!
これからも細く長く、つながっていきましょう!
今後の耀司さんの「みらい」を応援しつづけます!
このコメントを12期生のグループに送りました。
生徒たちからたくさんの「ありがとうございました!」のコメントが返ってきました。
みらい学舎のこういった先輩後輩の繋がり、大事にしていきたいです☆
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