みらい学舎徒然

太宰治

2010.6.14 [blog,徒然]

太宰治といえば、教科書に出てくる『走れメロス』と、作者紹介の欄に載っている横顔の写真を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
62年前の昭和23年の昨日、6月13日、彼は遺書数通と『グッド・バイ』草稿を遺して、雨の中、愛人の山崎富栄と玉川上水に入水し、その命を絶ちました。
遺体はなかなか見つからず、ようやく6日後の19日早朝、入水推定箇所より2キロほど下流で、二人の遺体が発見されました。
その日は、くしくも彼の39歳の誕生日でした。

昨年は太宰治生誕100年目の年だったため、きっと入試に出題されるだろうと予想していましたが、案の定狭山ヶ丘高校で「今年生誕100年の作家を選びなさい」という問題が出題されました。

今年はそういった問題は出ないと思いますが、作品は取りあげられるでしょう。

私のおすすめランキングは、

1位 ヴィヨンの妻(昨年映画化されました)

2位 斜陽

3位 正義と微笑

です。

『走れメロス』とはまた違う、彼の作品を知ってもらえればと思います。

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