先日12日に発売された村上春樹さんの新作『色彩を持たない持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』いや～やっぱり良かったです。本来の村上さんの作品という感じで、やっぱり村上さんだ！と実感しました。正直言うと、前作『1Q84』は、うーむ…という感じで、ちょっと苦手でした。もちろん村上さんのこれまでとは違う挑戦作だったのだとは思いますが、とにかくうまく理解できなくて、他の読者の皆さんは本当にこれを理解できているのだろうか？と疑問に思っていました。そんな中3年ぶりに読んだ今回の作品は、ただもう本当に良かったです。

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