小学3年生との国語の授業の一コマ。
詩の単元でした。
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「雨上がり」 間所ひさこ
小鳥たちは、
洗いたての、光ちいさな笛を、
飛びながら、吹く。
ピィ!
ピィ! ピィ!
なかにはしずくのつまったやつもあり、
そんなのは、
フィッ! フィッ!と鳴っている。
雨があがって、
林の空はからんと晴れ。
ぬれた木の根のかげから、
こおろぎのひげがちりちりのぞく。
(やんだぞ)
(やんだぞ。あかるいぞ。)
うなずきあうのは白いきのこの頭たち。
―――まひるをのせて、いま、
地球はゆっくりとねがえりうつ!
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小学3年生のDくんが、授業の中で描き進めていった絵です。
ちゃ~んと、Dくんの頭の中には、詩のなかの絵があって、
それをこんなふうに表現してくれました♬
国語の教科書には「ことば」しかないけれど、
「ことば」を通して、映像が見えてくると
それが理解につながるのでしょうね。
「絵は上手じゃない」と言いながらも、
一生懸命、頭の中に浮かんだ映像を私に見せてくれたDくん!
ありがとう!
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