児童館職員としての14年間。足跡を綴ります。 子どもに関わる方、親御さんに、子どもとの関わりのヒントや児童館のような場所(学校でも家でもないナナメの関係ができる場所)の存在意義を知っていただけたら嬉しいです。 これから私が関わっていく『進学塾 みらい学舎』も・・・ もしかしたら“ナナメの関係”が作れる場所かもしれない。 教育と福祉、混ざりそうもないこの関係を、新たな視点をもってチャレンジしていきたいと思います。(太田佳代子) ********************** 【児童館の思い出2:“あいさつ”って素晴らしい!】 児童館勤務初日。 年子の長女と長男を幼稚園に送り、そのまま志木の実家に次男を預けに行きました。 長女と長男も、幼稚園の延長保育を使うことになって、みんながそれぞれに新生活の始まり。 でも、私は緊張感の中にワクワクする気持ちを抱いて初出勤したような気がします。 当時のメンバーは、朝霞市から出向されている館長と社協の正職員さん二人。そして児童館準備期間から臨時職員として働いているMさん。 みんな児童館経験はゼロ。だから何もかもが試行錯誤で初めてだらけ。 館長が大事にしていたことは二つ。 ★みんなが初心者。ここでは館長も臨時職員もない。みんなでアイディアを出し合い、みんなで取り組んでいこう。 ★初心者でもできることはある。それは“あいさつ”。来館者が来たら元気に笑顔であいさつして迎え入れ、帰るときには「また来てね。今日はありがとうございました。」の気持ちであいさつをしよう。 とっても嬉しかったな~。 私も何ができるわけでもないけれど、一人でより二人、二人よりもみんなで平場で肩寄せ合い、語り合いながらこれからこの「はまさき児童館」を創っていく仲間になれたと思うと、本当にうれしくて、前向きな気持ちになりました。 そして、あいさつ!!!(^^) 私も当時は乳幼児の母。他の市の児童館をよく利用していました。 そこの職員さんはいつも事務所の中。こちらは勝手に遊ばせてもらうだけ、という感じでした。 それが「児童館」だと思っていました。 でも、はまさき児童館では来館したらまずあいさつ。 事務室から顔を出し、ある時は入口まで行き(子どもが二人以上とか、何かと入るまでに大変な方もいるのです)、 保護者の方にも子どもたちにもあいさつをするのです。 これまで私が利用者として使っていた児童館とは違う、 『児童館』になる予感がしました♪
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