私ができること。
2015.5.6 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,勉強・受験,親育ち]進学塾「みらい学舎」の太田佳代子です。
本腰入れて塾の先生をやり始め、10か月が過ぎました。
以前は児童館職員として14年。昨年6月に辞めました。
NPO法人あさかプレーパークの活動には、現在も関わっています。
*******************
福祉の現場しか知らない私。
塾の先生や、一般的な事務仕事の面では未熟なところがいっぱい見えてきましたが、
一方で私ができるかもしれないことも見えてきました。
「子どもの受験を機に、ぼちぼち親育ち♪」
試行錯誤しながらにはなるけれど、私は、
塾の子どもたちが、その子なりに「自分の人生を選択できる」ことを応援しています。
そのために、「子どもを見守り信じて待てる親」を増やしていきたい。
と考えています。
みらい学舎で子どもたちに勉強を教える傍らで
積極的に親御さんともつながりをもっていきたいと思っています。
保護者面談はもちろんのこと
いつでも気軽に声をかけてもらえれば嬉しいです。
すでに実践してくださる親御さんもいて
最近それが実を結び始めています。
いつまでも親に言われないと勉強しない、自分の進路のことも親任せ。
そんな状態から変わってきている生徒がいます。
親御さんの関わり方、距離感、こんなところから、子どもたちにも変化がでてくるのですね。
「大人が変われば子も変わる」→これ、ホントですよ♪
『みらい学舎』のトビラを、ノックしてみてくださいね(^^)
7回転んでも8回起き上ればいいのです^^
[GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]本格的にみらい学舎の先生となって初めての長い休暇♪
満喫するぞ~!!
と思っていたら、早々に気分がロー。。
いやぁ、まいったまいった(^^;)
しかし、いろんな人に声をかけてもらい
そして、私自身も流れに身を任せて、やりたいことをやって
おかげさまで、そうしているうちに心が整いました☆
*********************
明日からまた始まる、塾生活の日々。
七転び八起き人生の私ですが(苦笑)
いろいろあっても必ず起き上れる!という気持ちで
子どもたちの七転び八起きにもつきあっていきたいと思います(^^)
お母さんとの面談や電話相談で思うこと。
2015.4.10 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期,親育ち]今日は塾へのお問い合わせがあり、お母さんと面談。
その後は生徒さんのお母さんからご相談のお電話。
お母さんの思い、考え。子どもの思い、考え。
合致するところもあればそうでないところもある。
だからそれぞれに思い悩んだり、感情が動いたりする。
一人で考えていたってなかなか良い方向に向かっていかない。
そんなときに誰かと話してみることで、状況はさしてかわらないのに、
心が落ち着くこともある。
お母さんとお話をさせてもらっていると、
私の数年前を思い出す。
数年前、私もたくさんの人に聴いてもらい、支えてもらっていた。
だから、ぐっと踏ん張ることもできた。
子どもを信じていこう、と思い続けることができた。
そして何よりも、「私のせいだ」と自己否定に陥ることを防げた。
ここが大事なんだよな…。
子どもだって迷ってるよ。考えているんだよね。
迷ったっていい、いろいろ考えてみることは大事。
親などにぶつかってみることも、それはきっと、もがいているからなんだよね。
自分で自分をみつめようとしているときなのかもしれないよね。
さなぎの時期って、ほんと周りから見たら心配だらけ。
でも、心はどんどん変化して、成長していっているんだよね。
どんな蝶になっていくのかな。
いつさなぎの殻をやぶってくるのかな。
羽ばたくときはどんな表情で羽ばたいていくのだろう?
不安よりもそんな「楽しみ」を意識的に感じながら、
目の前の子どもを信じて、つきあっていきたいと
今日もまた思ったのでした。
塾の先生。
勉強の教え方もいろいろあって悩むこと多いのだけれど、
そして、自分の力のなさを痛感することもあるのだけれど、
そんな私でも、
身の丈で、わたしらしく、もがきながら、
とにかくやっている!
・・・これを見せていくことこそ、塾の先生として、ひとりの大人としても大事なのだろうな。
そう言い聞かせて、新学期迎えた私、太田佳代子ことGAOさんは
今日も歩んでいます♪
5期生、卒塾おめでとう!
2015.3.11 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]
みらい学者の5期生の子どもたちが、昨日卒塾しました。
受験を通して、子ども達から教わりました。
やる気スイッチ。どこにあるかはわからないけれど
ひとりひとり、しっかり持っていました。
ひたむきさ、けなげさ、そしてその集中力。
子ども達の表情から、たくさんの秘めた力が見えてきました。
どんな子にも光あり。
とまあ、「やる気スイッチ」に焦点が集まるけれど、
実は大事なのはスイッチよりも、基盤。
時間をかけてじっくりと基盤の回路をつくり、
子ども達に笑顔で安心感をあたえ、喜怒哀楽の感情に心を寄せ、
こちらも肩ひじ張らずに、自然体。良い面も悪い面もさらけだして
「どんな自分も、どんなあなたもOK!」
回路をめぐる、人と人とのココロの交流が流れ出した時、
あとは、その子が自分のスイッチを押すことで、
事は一気に動き出すのですよ。
そんなことを実感した、私の半年間でした。
昨日までの受験の結果としては、全ての子ども達に「第一志望合格!」とはいきませんでした。一緒に泣き笑い…。
それでも子どもたちはやっぱり健気で、初めての「受験」を通して、
自分自身と向き合おうとしていました。
昨日は、みんなでトランプをしたり、お菓子をたべたりと、
勉強したときとはまた違った表情をみせてくれました。
娘の「みお先生」、うま~く子ども達の輪に入って、子ども達の複雑な胸の内につまったものを溶かしてくれていました。
うらやましかったな~
その中に入り込めるって、すごいな~^^
私は、そうだね~
やっぱり「母ちゃん」の立ち位置が一番安心。
そして、周りもそれがいい、と思ってくれている気がします。
今日は3.11
受験がひと段落つく次の日が、毎年この日。
世の中はいろいろなことがある。
たったひとりの、私の人生にだって、いろんなことが不意に襲ってくるのだから、それが常と思った方がいいのかもしれない。
目の前にあることを一つずつ。
心の動き、揺れ、ありようを感じながら、
自分に与えられた役割を、一つずつ。
これを積み重ねていくことが、私の生き方。
多くの大切な命に…合掌。
お母さん、つながりましょう!
2015.2.9 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,学童期,思春期,親育ち]みらい学舎の先生となって半年。
それまでは14年間、朝霞市内のはまさき児童館で働いていました。
児童館は0歳から18歳未満の子どもたちと、未就園児の保護者の方や、小学生と一緒に来館される保護者の方が利用できる施設です。
つまり私は、14年間の間にたくさんの子どもたちや保護者の方たちとの交流をもてたことになります。
ある子など、お母さんのお腹にいた頃から中学生になるまでずっと関わり続けてこれたりもしているのです!!
すごいことですよね。
子ども時代に児童館で関わってきた子が、今や母となり、二世代にわたり関わった子もいます。
これまた、まだおばあちゃんではないけれど、孫育てをしているようでした。
☆☆☆☆
こんな経験を経て、今みらい学舎にいて思うことがあります。
塾では、子どもたちとの関わりがメインになります。
思春期という、関わりの難しい時期、特に親子では難しい時期のお子さんと、幸いにも関わらせてもらっているわけです。
子どもは素直なので、はぐらかすような付き合いでは心を開いてくれません。
日々修行です。
でも、子どもたちは優しくもあり、私たちに成長を促してくれる存在となっています。
みなさんのお子さん、素敵ですよ!
☆☆☆☆
もう一つ、考えていることがあります。
お母さん、もっとつながりましょう!
私も体験してきましたが、子育ては一人でしちゃいけませんよ。
というより、無理です。
親同士こそ、つながりをつくって、話をしたり、助け合ったりする必要があります。
それが結局は子どもにとっても良いことになるのです。
子どもの親である前に、一人の人間。
自愛の精神が大事です。
・・・こんなことを、保護者のみなさん、特にお母さんたちに伝えていきたいと思いました。
保護者会、電話やメールでのやりとり、どんな接点からでもいいです。
何かつながれる機会をつくって、発信していこうと思います。
どうぞ、つながってください。
子どもたちを介して、親同士もつながりましょう。
大事なことです。
半年を経て。
2015.2.4 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,プレーパーク,勉強・受験]
私はここにいます。
半年がたちました^^
子どもたちと泣き笑い。
時に真剣に、ときにおちゃらけて、
生活のほとんどを使って全力投球の日々です。
まだまだ不甲斐ないところがたくさんあって、
自分自身にも泣き笑い。
先日は、10年間、仲間とつなげてきた
あさかプレーパークの会(現在はNPO法人あさかプレーパークの会)
の、10周年記念シンポジウムが開催されました。
ふりかえれば、
3児の母として専業主婦の期間を経て
はまさき児童館の臨時職員となり、そこで「子育てネットワーク」という、
当事者支援の活動を知り、地域活動でつながった人たちがどんどん増えて、
そんな中で、あさかプレーパークの会ができました。
人のつながりがつくった会。
子どももおとなも、誰もが遊びの主人公となるように、
細々と、でもしっかりとしたつながりができたんだな~。
朝霞に住んでいて、かなりの時間、塾にこもっているけれど、
それでも時々出会う、懐かしい人たち。
いつも、笑顔で迎え入れてくれる。
つながっている。
この実感は、何よりの喜び。
塾の中にも、小さかったあの子、この子が、
今、塾の先生と生徒、という関係になってつながっていたり、
当然、おかあさんたちともやりとりがあったり。
今私は、この建物の中にいるけれど、
安心して目の前の子どもたちに向き合えています。
ありがとう!
さ、今年の受験生ものこり1ヶ月!
3月2日が埼玉県の公立入試です。
残る6人の全員の笑顔を見るために♪
今日も佳代子先生はがんばるのです^^
信じる覚悟、許す覚悟、諦める覚悟…
2014.11.3 [GAOのつぶやき,親育ち]私にとっての、初の保護者面談が明日で終わりました。
いろんな保護者の方々と、子ども達のことを真ん中においていろんな方面からお話できたことが、とても、とてもうれしかったです。
そして、ふっと気づいたことがあったので覚書です。
私自身の人生も踏まえ、
他者(自分以外の人すべて)に関することに対してできることは「覚悟」。
自分のことに関してできることは「行動」。
例えば子ども自身の人生に対して、親という立場は
「まかせる」覚悟、「信じる」覚悟、「あきらめる」覚悟、「嫌われてもいいと思う」覚悟、「許す」覚悟……など、自分の人生と一線をひくことが大事で、
子どもの立場は、まずは「やってみる」という行動が大事。
動き出すことで、まず自身が変わり、それが親だったり周りだったりが変わるきっかけになる。
子どもが自分自身で動き出すまでを待つことが大変ですが~
結果的に事が動き始める、おもしろいことに^^
人と人との関わりを。塾という場を通して
2014.8.28 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期]まもなく夏期講習会が終わろうとしています。
私にとっては、初めての夏期講習会。
勉強も大変だったし、教えることの難しさも痛感したし、とにかく必死に一日一日を過ごしていたら、あっという間に8月下旬がやってきていた、という印象です。
さて、毎日のように顔を合わせて一緒に受験勉強に取り組んだ中学3年生との距離感も、ここにきて安心できる距離感をつかむことができるようになったと感じています。
今思えば、初めのころは互いに遠慮していた気がしますね^^
今は、それぞれの生徒たちと一対一で会話することも自然にできるようになったし、思いを聞かせてくれたり、質問をなげかけてくれるようになってきました。
心がほっこりすることもしばしば。(みんなひとりひとり、素敵な子どもたちです♪)
また、中学2年生や中学1年生に対する授業の中でのやりとりにも変化が現れてきました。
子どもたちが積極的に意見を言い出し始めたのです。
わからないことを「わからない」と言い、わかってきたことを「これでいいの?」と確かめにきてくれます。
国語の授業では、違う選択肢を選びあった生徒同士で、「なぜ私はこれを選んだか」を考えて発表してくれたり
途中で考え方が変わった時には、「あ!私も○番に変える!わかった!」と、
単に答えを聞いておしまい、の受け方でなく、その場で考え、考え直し、自分なりに答えを見つけ出す作業を、楽しそうにやり始めてくれました。
私が一方的にしゃべる授業でなく、
生徒と一緒になってつくりあげていく授業に。
いつもではないけれど、
こんな時間を共にできる仕事に、改めてつけたんだ~と、感謝しています。
中学生という、思春期真っ只中の子どもたちだからこそ、関わりの難しい面ももあるのですが、その分、大きな感動もいただけるのです。素敵な時間を子どもたちと共有させていただいています。
単に成績を上げることも求められているのは確かですが、人と人が関わりをもって、互いに知り合い、刺激し合い、助け合えるという実感を塾という場を通して気づいてもらえるよう、これからも精進していきたいと思います!
安心の根っこを増やそう!
2014.7.23 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]夏期講習会の1タームが終わりました。
昨日は夫に付き添ってハローワークと塾の買い出しに。
講習会はお休みでも、先生はやることいっぱい!勉強ももちろんしました!
講習会前と一昨日まで、私はたくさんの不安を口にして吐き出していました。
でも、3日間、塾の子どもたちと一緒にいるうちに
「あ~不安の種まくひまがあったら安心の根っこを増やすことに集中しよう」
と思いました。
もう(なるべく)泣き言いいません。やるだけのこと、やる時間を増やします。
新たな命をお腹に宿しながら、生徒たちに最大限の授業をしている先生が少しでも安心して産休にはいれるように。
初めての受験に挑む生徒たちが少しでも安心して受験勉強に集中できるように。
不安の種でなく安心の根っこを♪
私の目標です!
今日からまた頑張ります!
NACK5のmonakaに出演してきました♪
2014.5.26 [GAOのつぶやき,プレーパーク]
2014年5月26日月曜日の“NACK5monaka”の、午前9時~10時くらいの中で
雨が多い梅雨の季節を楽しむために、
「インドアな遊びを極めよう」というお題でお話をさせてもらいました^^
ふたを開けてみれば
「そんなに難しく考えなくて大丈夫だよ♪お母さんが抱っこして、鼻歌歌ってリラックスしてくれていたら、それだけで子どもは楽しいって思えて、“遊んで”るんですよ。もう少し大きいお子さんとなら、まず雨の中を歩いて買い物に出かけてみて!外をゆっくり歩きながら雨の日の外の様子を感じてみて^^スーパーではニラとキャベツとひき肉と餃子の皮をゲット!おうちに帰ってお子はお風呂であそばせて、出てきたら、一緒に餃子のタネをコネコネして、いろんな形の餃子をっつくって焼いて食べましょ♪その工程がもうすべて、『遊び』にはやがわり~!」
「実はですね~、雨の日こそ外で遊ぶのが楽しいのですよ!雨に濡れながら過ごしていると、おとなだって“子ども心”がひょっこり出てきて、不思議と楽しくなっちゃいますから^^」
なんてことを伝えていました♡
普段、児童館などで出会う、一生懸命に子育てしようとしているお母さんやお父さんが、少しでも肩の力をぬいて、大人こそ、遊び心をひっぱり出してきて楽しく笑顔になる瞬間をもってもらえたら嬉しいな♪
そんな気持ちを込めて、きんちょ~の中でしたが、おしゃべりしてきました^^
大人も遊べるアイスブレイクゲームは、児童館で実際にやったことのあるゲームを紹介!
遊びが入っていたおかげで、私の緊張もかなりゆるみました!やっぱり「遊び」っていいですね^^