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Airi Ueyama
上山愛理
みらい学舎について
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Airi Ueyama
​上山 愛理
英語・国語・社会
​​【略歴】
  • 兵庫県養父市生まれ
  • 神戸大学卒業
  • 大学卒業後、都内の進学塾に就職し、塾長の太田と同じ教室で小中学生の国語を担当
  • みらい学舎設立時から文系科目と編集を担当 
    (現在は子どもの迎え時間の関係上、主に小学生と中3生を担当)
【座右の銘】
  • あきらめたらアカン (ピアニスト 西川悟平さん)
生徒からの印象
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ユーモア溢れるワードセンスと、納得感のある丁寧な解説が特徴の先生です。国語への理解度が高まること間違いなし!
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要点を押さえた授業をユーモアあふれるワードセンスで展開してくださいました。毎回の授業が楽しみでした!
自己紹介
生徒・保護者の皆様に感謝

自己紹介文がいきなり暗い内容から始まってしまいますが…私は5年前に難病、今年(2024年)にはがんを告知されました。この文章を書いている今は、2回目の手術6日後です。小学生の娘と息子がいますので、死ねないとは思いましたが、今後の人生が失われたような絶望感でいっぱいでした。2つも病気を抱えながらもう、みらい学舎は続けられないかな…いるとかえって迷惑かな…と思う日もありました。 そんな1回目の手術前、保護者面談等で来塾された保護者の方々が、「元気になって戻ってきてください」「ここで待ってます」と、たくさんの励ましの言葉をかけてくださいました。そして、生徒の皆も「手術頑張ってきてください」「行ってらっしゃい」と、それぞれの言葉で送り出してくれました。絵とメッセージをプレゼントしてくれた子、神社でお祈りしてお守りを買ってきてくれた子もいました。こんな他人の私のために、遠くの神社にまで行ってきてくれたなんて、その優しさに涙が出ました。心配して顔を見にきてくれた卒業生もいました。 皆さんの温かい気持ちが本当に嬉しく、頑張って元気になって戻ってこようと思いました。今こうしていられるのは、応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

座右の銘について

もう一つ、私の考え方を変えてくれたのが、ピアニスト西川悟平さんのピアノとお話です。塾のホームページに「あきらめたらアカン」と書くと、「志望校を諦めないで努力し続けよう」という、受験生へのメッセージに聞こえるかもしれません。もちろん、そのメッセージも含んではいるのですが、もっと広い意味で全ての方に届けたい言葉です。 「あきらめたらアカン」は、今年(2024年)から小学校三年生の道徳の教科書(学研)に掲載されています。悟平さんは、ピアニストとしてニューヨークで活躍していた最中、突如ジストニアという難病のため指が動かなくなり、5人の医師から「二度とピアノを弾くことはできない」と宣告されました。そんな時、悟平さんの考え方を180度変えてくれた出来事がありました。以下にインタビュー記事を引用します。 幼稚園児たちにせがまれて、当時動かせた5本指だけで「きらきら星」を弾いたんです。当然、指は曲がっていましたし、変な指づかいでした。でも、子供たちはそんなこと全く気にせず、単純に演奏を楽しんでくれていました。その姿を見て、「いま動く指だけで弾けばいい」とハッとさせられたんです。それまではどうすれば再び10本指で弾けるようになるかと考えていたものの、その時以来、「5本指しか動かない」のではなく、「5本も指が動く」と意識が変わりました。そして心から自分の指に「ありがとう」と感謝した瞬間、この病気が僕の味方になって、翼として羽ばたき始めてくれました。 (致知出版社のインタビュー記事より引用 https://www.chichi.co.jp/web/20200716_nishikawa_gohei/ ) 悟平さんのこの思考法と演奏が、私を大きく変えてくれました。病気になって、「できなくなったこと」に気持ちが向いていましたが、「まだできること」「存在するもの」に意識を向け、感謝するようになりました。気持ちが変わると、自然と見えてくる世界が変わります。病気の有無に関わらず、皆さんにこのお話を知っていただきたく、長くなりましたが(これでも全然語り足りないですが)、このページで紹介させていただきました。 悟平さんは、その後懸命なリハビリの末、7本指で再起を果たして世界中を回り、2021年には「東京2020パラリンピック閉会式」でグランドフィナーレを飾りました。10月にサントリーホールで開催されたコンサートに行ってきましたが、その一音一音に心が洗われるような気がしました。

趣味・特技

特技?は、人から道を聞かれることです。街中や駅のホームでどれだけ人がいても、日本人外国人問わず、私に道や電車を尋ねてこられます。これだけは自信があります(笑)が、外国の方に英語で話しかけられると、頭の中の英語と韓国語の回路が混線し、結局たどたどしい英語で答えるという残念な結果に終わります。ほかに特技と呼べるものは特にありませんが、日本語教師の資格を持っていて、地域に住む外国人に日本語を教えるボランティアを続けてきました。 趣味や好きなことは、音楽・本・モノマネです。音楽は、上記の西川悟平さんや辻井伸行さんのピアノ演奏を聴いたり真似をして弾いてみたり、子供と一緒に練習したりしています。心の中をいつもショパンのノクターン9-2(一例です)でいっぱいにしておくと、落ち着いて幸せです。POPでは、米津玄師さんとBackstreet Boysが好きです。本は、村上春樹さん・渡辺淳一さん・推理小説が好きです。村上春樹さん、死ぬまでに一度お会いしたいです。渡辺淳一さんは、もう他界されてしまいましたが、昔サイン会でお手紙を渡すと、お返事を送ってくださって感激しました。太宰治も好きで、青森の生家を訪ねたり、三鷹のお墓にお参りに行ったりしました。 同じ趣味の方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。15年前の設立時から歳はとりましたが、想いは変わらず、「勉強は正直好きじゃないけど、みらい学舎は楽しいから好き」と思ってもらえる塾を目指しています。引き続きよろしくお願いいたします。

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