おや?親のとびら

運命の神様は誰?!

2014.5.6 [児童館の思い出14年史]

児童館職員としての14年間。足跡を綴ります。

子どもに関わる方、親御さんに、子どもとの関わりのヒントや児童館のような場所(学校でも家でもないナナメの関係ができる場所)の存在意義を知っていただけたら嬉しいです。

これから私が関わっていく『進学塾 みらい学舎』も・・・

もしかしたら“ナナメの関係”が作れる場所かもしれない。

教育と福祉、混ざりそうもないこの関係を、新たな視点をもってチャレンジしていきたいと思います。(太田佳代子)

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【児童館の思い出1:運命の神様はだれ?!】

 

14年前の昨日、5月5日。

私が勤める「はまさき児童館」がオープンしました。

私はまだその時点では児童館職員ではなく、4歳3歳1歳の子の母であり、専業主婦でした。

14年前は、夫の実家にみんなで帰省していましたね^^

 

あれは偶然の必然?!

 

南朝霞公民館に児童館臨時職員募集のポスターが貼ってあり、

「あ~いつかこんな仕事ができたらいいな~って思うんだよね。」と、友人(この女神さまは誰だったんだろう?すっかり忘れてる!!)につぶやいたところ、

「え~、じゃあ履歴書だけでもだしてみたら?いつかつながるかもよ~♪」と、かる~く言われ、私も、

「そっか~^^じゃあ、電話してみよう♪」と、後先あんまり考えずに気づいたら行動していたんです。

連休前の4月末、ちょうどその日が募集最終日だったので、夕方ぎりぎりセーフの5時すぎに当時募集窓口だったきたはら児童館に電話したんだったな~。

 

そして連休明けに、運命の電話。

はまさき児童館の館長からでした。「週にどれくらい働けますか?一度来館して面接させてもらえませんか?」

私、まだ1歳の末息子を連れて、たしか、普段着で(笑)面接に行きました。

しかも面接の場所は、はまさき児童館のゆうぎ室。

息子をボールプールで遊ばせながらの面接(笑)

 

どんな面接内容だっかはあまり覚えていませんが、

こうして5月末の火曜日から、週に3日間、夫や実家の母の協力を得て、また保育園の一時預かりの制度を活用しての

「はまさき児童館臨時職員」生活が始まったのでした。

 

親のトビラ講座Vol.2のご報告

2013.7.17 [おや?親のトビラ,親育ち,講座]

昨日(7月16日火曜日)、親のトビラ講座VOL.2を開催しました。
今回は、以前感覚統合の講座講師を家庭教育学級や児童館の講座でお願いした茂木厚子さんをお招きし、私を含め6名で、発達のデコボコのなぜ?を学び合いました。
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 子どもがやたらと揺れたがったり、高いところに登りたがったり、鉛筆やパーカーの紐をかじったりするのは、その自身の成長に必要な感覚を得ようとしているから。
その行動だけを着目して、「あぶない、そんなことしちゃだめ、やめなさい!」と言って
行動を制限してしまうと、実は必要な発達を妨げてしまっているんだという事実。
子どもの行動には全て理由があるんだということを、理解する必要があるようです。
 それから、子どもたちが発達する時は、「快」の状態の時だそうです。
子どもたちの「快」はどんなときになる?・・・それは、子ども自身が自分のやりたいことで「遊んでいるとき!」
遊びを通して、いろんな感覚を経験することで、感覚の統合がなされていくのだそうです。

 私たち大人や親たちは、できないこと、よくないことに着目して、つい子どもたちを注意する。
すると、子どもたちは「不快」な気持ちになる。
そんな状態では、どんなに勉強したって、どんなに練習したってダメ。
子どもたちが「快」の状態にいられる工夫を、私達は頭をちょっと切り替えて、
考え、行動を変えていけると良いのかもしれませんね。

 それにしても、発達の凸凹は、実はみ~~んな、大人になったって、多かれ少なかれもっているものですね!だからこそ、互いに「快」の状態をつくりあって、思いやって、支えあっていくことが、とっても大切なんですね★
 また新たなつながりをつくることのできた講座となりました。
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<参加した方の感想より>
☆子どもがうまくいかない理由を考えて、何事も理解して対応していくことの大切さを再認識しました。「まずは、快の状態にしてあげる」ということ、快の状態になれる方法をたくさん見つけて、親子関係も良くしていきたいです。

☆家が安心できる場所にして、言葉のかけかたに気をつけていきたいと思います。息子を通して学んだことを、自分が関わっている子どもへも、対応していきたいと思います。

親のトビラ講座Vol.1のご報告④

2013.7.3 [おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期,親育ち,講座]

<親のトビラ講座Vol.1 追記~併願お私立高校選び~>
そうそう、受験に関する学校選びや説明会のことも話題に出ました。多くは県立志望のようですが、みなさん、併願校の私立高校選びに頭を悩ませていました。まず、子ども自身が興味がないんですよね(苦笑)。しかし夏休み以降は様々な私立高校で説明会は個別相談が行われ、実際に足を運ばなければならないという現実が待っています。
しかし、子どもたちはまだ、部活動を引退したばかり。中にはまだ部活動をしながらの子どももいます。良くて第一志望について考えるくらいではないでしょうか?
したがって、親としては「少しでも早めに準備を・・・」と気も焦りますが、ここは「いつかは決めていくもの。遅くとも2学期以降にまた様子はかわるだろう。また、いくら早めに準備をしていても、土壇場で変わることもあるのだから、とにかく今は焦らず口に出しすぎずで、情報収集にとどめておくようにしよう。」という覚悟をもつくらいがちょうど良いのかもしれませんね!

(報告終了)

親のトビラ講座Vol.1のご報告③

[おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期,親育ち,講座]

<親のトビラ講座Vol.1 語り合いの中の今回のキーワード>
・ つながりって大事。親も子も。
・ 母性性(そのままでいいんだよ)と父性性(それではダメでしょ。こうすべきでしょ。)を与える順番は大事。
母性性が先。社会は父性性ばかり。家庭は母性性を!
(児童精神科医の佐々木先生の講座より)まずは聴く。相手の希望を受け入れてみる。
・ 人間は本来自立したがっている
・ 想像力を今こそ働かせて。表面の感情や行動の裏にある、子どもの本音を感じよう。
・ 伝えるための言葉がけは、CCQ(穏やかに・近づいて・静かに)そして、簡潔に。
信じて待つ。それでもだめならブロークンレコード方式(繰り返し伝える)でCCQ!
・ 「できる(優越感)・できない(劣等感)」だけの価値基準になりがちな受験期。
今こそ、それ以外の価値観メッセージを送ろう!(ありのままのあなたを大切に思っているよ。大丈夫。)

<感想>
・ 信じて待つことの必要性とその大切さが理解できました。子どもの心を受け取れる余裕を持つためにも、親の不安な気持ちやストレスを共有・発散できる時間がもてて良かったです。
・ 毎日の場面を思い出しながら、みなさんのお話にうなずいていました。学校見学は大変そうですが・・・。
・ 今日はとても参考になりました。“受け止める親の力と心”“自立させながらも手を貸すタイミング”“仲間とのやり取りの中での優越感や劣等感を感じながらも、自身を成長させている子どもの今”・・・今、親としてやるべきことは、「子どもを見守りながら、いつでも話せるタイミングや小さな行動(がんばっていること)を見逃さないで、ほめること」。がんばります。
・ 同じ中3のお子さんを持つママたちと話ができ、相手の話の中から、自分が気づいていなかった所に気づけたり、同じ悩みを持っていて、共有ができたことがとても良かった。子どもとの対話の仕方を学べて良かった。子どもに言う前に、まずは自分がどうかを考えて、相手の気持ちを考え、理解をすることが大切なんだと、改めて思いました。「待つ」を心がけます!
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親のトビラ講座Vol.1のご報告②

[おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期,親育ち,講座]

<話の概要(2)>

【子どものストレスの矛先が私に・・・ツライな~】
 親にかかわらず、受験生となった子どもたちも、初めての経験を目前にストレスはかかっています。
そのストレスの発散が、「母親へのキツイ一言」として向かうことも現実の家庭ではあります。
母親も人間。いくら子どもの状態を理解しているとはいえ、“その一言”にかなりのダメージを受けることも。

⇒子どもが親に対してきつく当たってきたり、悲しくなるような言葉を吐き出すときの子どもの気持ちを想像してみると?
・・・これは本当に「親が憎い・嫌い」というのではなくて、「好き・甘えさせて・私を受け止めて」の裏返し行動なのかもしれません。
特に、気質的に「甘えん坊」なところがあったり、小さい頃からお姉ちゃん・お兄ちゃんとして我慢をたくさんして頑張ってきた子達は余計に、この時期に“裏返し表現”をぶつけてくる気がします。
親側は「子どもの自立」を考えて、「それぐらいもうできるでしょ」と突き放す行動をとっていませんか?
・・・私は経験的に、この方法で良い結果を生み出すことはありませんでした。
“高校受験”という子どもにとっての未知なる体験を前にした今こそ、
「あなたは大丈夫。私はあなたを信じているよ。ありのままのあなたを大切に思っているよ。」という気持ちを伝えるために、
生活の中のちょっとした子どもの欲求(「ねえ、それとって」「ねえ、ちょっと聴いて」「あ~、今話しかけないで」などなど)を、
親が叶えてあげてみるのはどうでしょうか?
まずは実験!というつもりで、今までとは違う、こんな対応を、行動に移してみませんか? 
子どもの内なる気持ちを受け止めて、認めてあげることが、子どもが次の一歩を踏み出す力に変わると、私は考えます。
実際、子どもが話しかけてきた時に、とにかく「うん、うん、」と口をはさまず聴いたあとは、
「お風呂洗っておいて~」なんていうお願いに「OK!」とか言って素直にやってくれることがありますよ!
人間は、まずは自分自身が受け入れられたとき、安心できたときに、他者のことを考えたり他者のために行動を起こせたり、または、気が向かなかったことに「さ、ちょっとやってみるか~」などと、前向きになるのかもしれません。
まずは、「私が子の立場だったら、そんな言葉がけにどう思うかな?どう感じるかな?」を想像してみて、
結果的に子どもも親も、ストレスが軽減できるといいですね。
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親のトビラ講座Vol.1のご報告①

2013.7.1 [おや?親のトビラ,勉強・受験,思春期,親育ち,講座]

親のトビラ講座Vol.1 テーマ「受験期のことこそ、親同士がもっと語り合うと良いのです。」のご報告です
講座を終え、あっという間に1週間が過ぎました!
今回は中学3年生の親同士(私も含めて)5名で語り合いました。
初めに、自分の名前とお子さんのきょうだい構成、
そして「今私が、受験生の親として困っていること、感じていること」をそれぞれに話してもらいました。
今回は初高校受験組が2名でしたが、経験組も関係なく、我が子の「高校受験」に向かう親の悩みや思いはあるようで、勉強面というよりも、子どもの心との向き合い方について語り合いました。

<話の概要(1)>
【子どもの自主性を待ってるけれど・・・ああ、ストレス!】
 親からすれば、「部活動も引退し、そろそろ切り替えて受験モードに!」と動いてほしいところ。
けれど現実はなかなか親の思い通りにはなりません。
あるお母さんの言葉です。
「とにかく今は距離をおいています。どこでスイッチが入るかな?と待っているところ。
私の目下のストレスは、『ねえ、いい加減にそろそろ・・』と言わずに黙っている所。(笑)」なんていうお話もありました。

⇒みんな頷いてましたよ。
そして結局、「子どもに親のストレスが過度に向かわないためにも、こうやって同じ思いをもつ者同士が集まって話して、私たちこそ、気持ちを切り替えることが必要ですね。」ということになりました。

続きは②へ

来年度は高校受験生の母

2013.3.28 [勉強・受験]

3月16日(土)
みらい学舎の説明会に参加しました。
3期生の子どもたちの受験結果、試験の総評などの話に、来年度のみらい学舎での一年間の流れとともに、特に受験生保護者に対しては保護者が動くべき行動の流れなども説明がありました。
また、3期生の二人の保護者の方の体験談を聞くことができました。
おふたりの話を聞きながら、3期生の子どもたちの頑張りに、感動の涙。母たちの、子どもたちの支えてとして悩み踏ん張ったことにまた涙でした。そして、

「あ~、私も再び、高校受験生の母になるんだな~」

と実感してしまいました。
3年前に長男、4年前に長女が高校受験をしていますが、すっかり記憶はとんでいますね(汗)

先程、このブログの過去ログを読みました。
長男の時の動きが書かれていて、(自分が経験したことなんですが)参考になりました。

ということで、4月以降、気持ちを新たにして
高校受験生の母としての行動や思いなど、綴っていこうと思います。

今年も今日から始まる!

2013.1.22 [おや?親のトビラ]

あ~、一年ぶりの投稿です。
今年度は、私も小学6年生や中学1年生を担当する経験をさせていただきました。
どんなことになるやら・・・と緊張感をもってやってきましたが、
子どもたちの成長や変化に感動するこの頃です。

さて、本日、埼玉県の私立高校の入試がスタートしました。
みらい学舎の中学3年生も今日は緊張感の中精一杯力をだしてきてくれたと信じています。

今日は雪が降らず、よかった!

2期生がんば!

2012.2.16 [おや?親のトビラ]

ずっと投稿作業の調子が悪く、更新できないままでいました。
さて、今度は投稿できると信じて・・・。
2期生メンバー、喜び、落胆、リベンジ、一安心など
私立高校受験でいろんな経験をしてきたみんな。
今は、県立合格めざしラストスパート!
今はいい意味で緊張感たっぷりの生徒たち。
ときどきしか会わない私は、なんて声をかけたらいいかわからなくって、
ただただ、笑顔をみせてるだけ。
でも、なかなか会えないからこそ、みんなの変化を感じることができますよ。
ラストスパート。
応援しています。
自分信じて、今を信じて、あきらめず、前向いて臨んでいきましょう!

おかげさまで

2011.12.30 [GAOのつぶやき]

今年は比較的穏やかな気持ちで過ごすことができた1年でした。

いや、本当はいろいろあったんだろうけど、

私のいいところかなんなのか、過去を意外と忘れるので、

結果、今がよければ全て良し!なんです。

今私は、久々に考え事をしています。

前向きに。

来年は、その思いを、実現させていきたいです。

まずは一歩前に踏み出すことですよね。

子どもたち見習って、私も日々精進!

今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。