おや?親のとびら

【感想💓】朝霞第六小防犯ブザー講習会

2022.6.18 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ,学童期,性・いのちのお話]

【防犯ブザー講習会、

   文化祭みたいでたのしかったです!

         (いただいた感想より)】

コロナ禍に入って中断されていた、朝霞第六小学校1年生対象の「防犯ブザー講習会」が、今年6月、3年ぶりに開催されました(今年度は1,2年生別々に実施)。空白の2年の間にPTA内での引継ぎは途絶え、誰が講師をしていたのかもわからず、それらを限られた資料の中から探すことから今年は始まったそうです。
そしてある日突然、私の勤め先である「進学塾みらい学舎」に一本の電話がかかってきました。総務委員長さんからでした。防犯ブザー講習会を実施したいとのこと、快諾しました!コロナでフェードアウト、と思っていたので、私の方も驚きと喜びでいっぱいでした。最初の打ち合わせでは、以前の講習会のDVDをみんなで視聴しながら、私の方で説明を加え、コロナ禍の講習会でできること、できないことなどを話し合いました。縮小版になるかと思いきや、「どれもやりたい!」と思ってくださった役員さんたち。小道具は全て廃棄されていたため、一から作り直す必要がありました。が、これらも快く新たに制作してくださいました。

(手作りボードの写真)

(手作りの車の写真)

 

「防犯ブザー講習会」では、役員のお母さんたちにも寸劇に登場してもらいます。今回も小学生役、先生役、不審な人の役、近所のおばさん役と、みなさん精力的にセリフを覚え、演技をしてくれました。子どもたちも大喜び!しっかり見てくれたし、どんなときに何ができるか、寸劇を通してわかってくれたようです。

 

(寸劇①先生が子どもたちの話を聴いてくれている様子)

(見た目では判断できない!悪い人

・・でもみんな初めは見た目で判断(#^^#))

(寸劇➁まさおくんが知らないおばさんに声をかけられている場面)

 

(子どもたちの感想より~1,2年生の役員さんがお子さんに聞いてくれました)

◆「防犯ブザーの使い方は知っているけど、あの劇は面白かったよ。」

◆「劇の中で、大人が子供役やっているところが、めちゃくちゃ面白かった!」

◆「先生達が子供役になって劇をしてくれて嬉しかった」

◆「車が付いてきたときは車の向いている方向の反対に逃げるんだよ、あとは悪い人の特徴や車のNo.を覚えるんだよ!」

◆「サングラスをしている人が犯人じゃなくて、普通の人が犯人だったりするから見た目じゃ判断できないんだよ。」

◆「知らない人に声をかけられたら、距離をとって、捕まったときにはこうやって逃げるんだよ!(護身術)」

◆「悪い人に捕まりそうになったら、防犯ブザーを鳴らして、そのことを先生に報告するんだ。」

◆「防犯ブザーは、気持ちを出す♪」

◆「防犯ブザーはみんなの味方という言葉をリズムで覚えられた!」

◆「まさおくんが逃げる時に『おーーっ』と叫んで逃げている場面が、印象に残っていて面白かった。」

 

一方、講習会に関わってくれた役員さんも、打ち合わせや本番を通していろいろな気づきをもってくださったようです。

 

◆「本番は、緊張はしましたが、防犯に対して本当に勉強になりました。太田先生が、防犯のために、親としてできること(子供との普段からの関わり方等…)を準備の中でお話聞くことができたのがとても良かったと思っています。」

◆「みなさんと集まって子供達の為に何かする事が出来た事も、総務委員になって良かったと思いました。」

◆「緊張しましたが、太田先生が喜んでくださり、子供たちの反応を見て全て楽しい思い出になりました。実際皆で集まって作業し、演技するのは文化祭みたいで楽しかったです!」

◆「何より、子供達の顔を見ながら参加できる活動なので、皆さんやりがいもあったのではないかと思います。」

 

 PTAの役員は、私も子ども3人分、3回のお役目を果たしてきました。せっかくやるならば楽しく、また仲間を増やせるといいな~という思いでいました。今回たまたま役員になってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、「やって良かった」と思ってくだされば何よりです♪

 

 実は私、「防犯ブザー講習会」という「防犯ブザーの使い方を子どもたちに教える」という目的の裏に、もっと大事なメッセージを込めています。

今回、役員のみなさんからの感想の中に、「それを受け取ってくださったんだ!」と感じられるものがいろいろありました。

そして講習会について、ご家庭で子どもと振り返る機会を持ってくれた様子も感じられました。とてもとても、嬉しかったです。

 

◆「やはり、講習会を受けるだけではなくて、帰ってから親とどうだったか話す事で、防犯に対する意識が定着してくのかなと思います。」

◆「定期的に子どもと話すことによって、いざというときに、子ども自身がブザーを使ったり、声を出してにげたりできるようになるのではと思いました。」

◆「本番の2時間が終わって太田先生にして頂いたお話、「帰ったら子ども達に、あなた達が大事なんだよという事を伝えてあげてください」という所に感銘を受けた。防犯ブザー講習会を通じて子どもたちに伝えたかったメッセージの根本はこれなんだと改めて思った。」

◆「(劇に登場した)先生は、『皆の言っていることを信じてくれたよね?心配してくれたよね?世の中の大半が良い人で、皆を大切に思ってくれている、守ってくれる人だよ。』的なことを言っていたと思います。自分の気持ちを大切にするというメッセージも印象的ですが、すごく大切なメッセージだと感じました。」

◆「学年が上がった意識がはっきりしている時期にどこかでもう一度子どもたちに話す機会があればと感じました。」

◆「太田先生のお話から日常の親子の会話、愛情表現が大切なのだと改めて感じました。」

◆「1人でも多くの子ども達が、講習をきっかけに改めて自分の大切さを知り、皆で守っていけますように。」

 

『一人でも多くの子どもたちが改めて自分の大切さを知り、そんな子どもたちを皆で守っていけますように。』
ほんとうにその通りだと思います。今回の講習会は私にとっても初心に返ることのできるものでした。朝霞第六小学校総務委員の皆様、ありがとうございました!

 

 

 

No comments yet.

Sorry, the comment form is closed at this time.