おや?親のとびら

5期生、卒塾おめでとう!

2015.3.11 [GAOのつぶやき,おや?親のトビラ]

 

みらい学者の5期生の子どもたちが、昨日卒塾しました。
受験を通して、子ども達から教わりました。
やる気スイッチ。どこにあるかはわからないけれど
ひとりひとり、しっかり持っていました。
ひたむきさ、けなげさ、そしてその集中力。
子ども達の表情から、たくさんの秘めた力が見えてきました。
どんな子にも光あり。

とまあ、「やる気スイッチ」に焦点が集まるけれど、
実は大事なのはスイッチよりも、基盤。
時間をかけてじっくりと基盤の回路をつくり、
子ども達に笑顔で安心感をあたえ、喜怒哀楽の感情に心を寄せ、
こちらも肩ひじ張らずに、自然体。良い面も悪い面もさらけだして
「どんな自分も、どんなあなたもOK!」
回路をめぐる、人と人とのココロの交流が流れ出した時、
あとは、その子が自分のスイッチを押すことで、
事は一気に動き出すのですよ。

そんなことを実感した、私の半年間でした。

昨日までの受験の結果としては、全ての子ども達に「第一志望合格!」とはいきませんでした。一緒に泣き笑い…。
それでも子どもたちはやっぱり健気で、初めての「受験」を通して、
自分自身と向き合おうとしていました。

昨日は、みんなでトランプをしたり、お菓子をたべたりと、
勉強したときとはまた違った表情をみせてくれました。
娘の「みお先生」、うま~く子ども達の輪に入って、子ども達の複雑な胸の内につまったものを溶かしてくれていました。

うらやましかったな~
その中に入り込めるって、すごいな~^^

私は、そうだね~
やっぱり「母ちゃん」の立ち位置が一番安心。
そして、周りもそれがいい、と思ってくれている気がします。

今日は3.11
受験がひと段落つく次の日が、毎年この日。
世の中はいろいろなことがある。
たったひとりの、私の人生にだって、いろんなことが不意に襲ってくるのだから、それが常と思った方がいいのかもしれない。

目の前にあることを一つずつ。
心の動き、揺れ、ありようを感じながら、
自分に与えられた役割を、一つずつ。
これを積み重ねていくことが、私の生き方。

多くの大切な命に…合掌。

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