みらい学舎news

ニュース

県内私立高校入試。レッドゾーン突入!!

2012.1.12

埼玉県内の私立高校入試まで、あと10日となりました。私立高校が第一志望の諸君、栄冠は君に輝くぞ!!

『カウントダウンwith置くとパス』

2011.12.22

冬期講習が始まります。教室の入口に、恒例の『カウントダウン』を貼りました。今年は『置くとパス』も一緒です。

置くとパス 朝霞上陸!!

2011.11.30

第3回漢字検定のお知らせ

2011.11.17

第3回漢字検定を下記の通り実施します。
中3の2学期までに最低3級、できれば準2級に合格したいものです。
中3生になってから慌てることのないよう、今のうちから順次取得しておきましょう!
塾生でない外部の方の受検も受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
また、ご家族の方の受検も大歓迎です。
皆さん、積極的に受検してください。


実施日時 2月4日(土)10:00~11:00(2・3・5・7・9級)
          11:10~12:10 (準2・4・6・8・10級)


場所   みらい学舎

申込締切日 1月3日(火)

11月北辰テストの結果!!

11月、中3生の模試結果上昇!! 以下に北辰テストの成績上位者(偏差値60以上)および、偏差値の伸び幅をご紹介します。(+△p)は、前回よりも偏差値が△ポイント上昇したことを表します。なお、数値はすべて偏差値です。

【北辰テスト】成績優秀者(偏差値60以上で掲載)
◎中3Rくん(朝霞四中) 5科偏差値:70.0,3科偏差値:64.0
    国語:61,数学:64,社会:75,理科:71,英語:65
◎中3Mくん(朝霞五中) 5科偏差値:66.1,3科偏差値:63.8
    国語:66,数学:63,社会:68,理科:63,英語:61
◎中3Tくん(朝霞四中) 5科偏差値:65.7,3科偏差値:64.4
    国語:65,数学:62,社会:64,理科:64,英語:64
◎中3Tくん(朝霞二中)  5科偏差値:65.4,3科偏差値:62.4
   国語:61,数学:60,社会:69,理科:63,英語:64
◎中3Sくん(朝霞四中)  5科偏差値:61.3,3科偏差値:62.2
     数学:61,社会:65,英語:64
◎中3Hくん(朝霞一中)  5科偏差値:61.2,3科偏差値:62.0
    数学:64,理科:67,英語:64
◆中3Yさん(朝霞四中)  5科偏差値:60.1,社会:60,理科:61,英語:64
◆中3Nさん(朝霞四中)  3科偏差値:62.4,国語:62,数学:64,英語:61
◎中3Wくん(朝霞四中)    国語:62,数学:61
◆中3Mさん(朝霞四中)    数学:62
◆中3Sさん(朝霞一中)    数学:61
◆中3Yさん(朝霞一中)    社会:60

偏差値アップ(よくがんばりました!!)
◆中3Mさん(朝霞四中) 5科偏差値:(+5.8p),国語:(+11p),社会:(+17p)
◎中3Sくん(朝霞四中) 5科偏差値:(+8.0p),社会:(+21p)
◆中3Nさん(朝霞四中)    数学:(+14p)
◎中3Tくん(朝霞四中)    国語:(+10p),社会:(+6p)
◎中3Wくん(朝霞四中)    国語:(+10p)
◎中3Rくん(朝霞四中)    社会:(+9p)
◆中3Yさん(朝霞一中)    社会:(+8p)
◆中3Sさん(朝霞一中)    国語:(+7p),社会:(+5p)
◆中3Yさん(朝霞四中)    英語:(+6p)
◎中3Hくん(朝霞一中)    英語:(+6p),理科:(+6p)


今回の北辰テストは、中3生14名が受験しました。各教科ともに、全県受験者平均点よりも相当高い点数で、特にみらい学舎の生徒の5教科偏差値は、60を越えました。素晴らしい結果でした。

冬期講習のご案内

12月23日(金)~冬期講習開講します。
●小4:1月4日~9日(全4日間,国・算)
●小5:12月24日~29日(全5日間,国・算)
●小6:12月24日~1月7日(全8日間,国・算)
○中1:12月24日~1月9日(全9日間,国・英・数)
○中2:12月23日~1月9日(全12日間,国・英・数)
○中3:12月23日~1月9日(全12日間,国・英・数・社・理)
※各学年ともに、最終日には「冬期まとめテスト」を実施。時間,教科,受講料はお問い合わせください。

「教師紹介」の動画!!

2011.10.14

トップページの「教師紹介」をクリックすると、我々教師がみらい学舎を紹介する動画が現われ、みらい学舎ってどんな塾? にお答えします。みらい学舎に興味をお持ちの方は、塾の内容説明を一度ご覧いただいた上でお問い合わせください。

10月北辰テストの結果!!

10月もまた、中3生が外部模試で結果を出してくれました。以下に北辰テストの成績上位者(偏差値60以上)および、偏差値の伸び幅をご紹介します。(+△p)は、前回よりも偏差値が△ポイント上昇したことを表します。難関コースは偏差値70を、県立コースは偏差値60を越えることを目標に頑張っていきましょう!(数値はすべて偏差値です)

【北辰テスト】成績優秀者(偏差値60以上で掲載)
◎中3Mくん(朝霞五中) 5科偏差値:71.7,3科偏差値:69.8
    国語:69,数学:70,社会:70,理科:72,英語:62
◎中3Rくん(朝霞四中) 5科偏差値:69.4,3科偏差値:67.2
    国語:67,数学:68,社会:66,理科:70,英語:61
◎中3Hくん(朝霞一中) 5科偏差値:62.7,3科偏差値:63.1
    国語:64,数学:64,理科:61
◎中3Tくん(朝霞四中)  5科偏差値:61.6,3科偏差値:61.4
   数学:65,理科:61,英語:61
◆中3Yさん(朝霞一中)  5科偏差値:60.1,3科偏差値:60.0
     国語:61,理科:63,英語:61
◆中3Nさん(朝霞四中)  3科偏差値:60.2,国語:64,英語:64
◎中3Wくん(朝霞四中)   数学:66
◆中3Yさん(朝霞四中)   理科:62
◎中3Tくん(志木中)    国語:62
◆中3Mさん(朝霞四中)   数学:62
◎中3Kくん(朝霞四中)   国語:61
◎中3Sくん(朝霞四中)  英語:60

偏差値アップ(よくがんばりました!!)
◎中3Hくん(朝霞一中) 3科偏差値:(+6.6p),国語:(+11p)
◎中3Wくん(朝霞四中)    社会:(+14p)
◎中3Kくん(朝霞四中)    国語:(+13p)
◆中3Mさん(朝霞一中)    国語:(+9p),理科:(+5p)
◆中3Mさん(朝霞四中)    数学:(+8p)
◎中3Mくん(朝霞五中)    理科:(+7p)
◆中3Yさん(朝霞一中)    理科:(+6p)
◆中3Nさん(朝霞四中)    英語:(+6p)
◆中3Yさん(朝霞四中)    社会:(+5p)
◎中3Tくん(志木中)     国語:(+5p)
◆中3Sさん(朝霞一中)    数学:(+5p)

今回の北辰テストは、中3生14名が受験しました。先月の伸びが高かったためか、今回の伸びは少しでしたね。ただ、朝霞四中の生徒は、修学旅行から帰った翌日の受験だったことを考えると、健闘したと思います。

       国語 数学  英語 社会 理科  3科  5科 
全県平均点  46.9 41.7 46.8 53.6 43.9  134.7  232.2
塾生平均点  65.0 58.7 61.2 57.8 59.3  184.2  301.3


先月に比べて、全県平均点がだいぶ下がっています。今回の結果を受け止め、次回のリベンジに期待します。

塾対象学校説明会の報告

2011.10.5

 みらい学舎では、各私立中学・高校の塾対象学校説明会に積極的に参加し、来年・再来年の受験に関する情報をいち早く入手し、保護者の皆様との面談や、生徒面談、日々の授業に還元してまいります。
 以下の学校の説明会レポートを掲載します。基準数値等の詳細はみらい学舎にお問い合わせください。

1 西武台高校
2 城北中学・高校
3 明治学院中学・明治学院東村山高校
4 埼玉栄高校
5 教育開発出版
6 進学研究会
7 村田女子高校
8 東京農業大学第三中学・高校
9 城北埼玉高校
10 小松原高校・小松原女子高校
11 淑徳中学・高校
12 大宮開成中学・高校
13 西武文理中学・高校
14 山村学園高校
15 狭山ヶ丘高校
16 細田学園高校
17 山村国際高校
18 豊南高校
19 栄東高校
20 大東文化大学第一高校
21 浦和学院高校
22 帝京中学・高校
23 城西大学付属川越高校
24 川越東高校
25 保善高校
26 豊島学院高校
27 昭和鉄道高校




1 西武台高校
 新座市にある共学の高校です。最近は校長先生の交代により、学内の活性化が図られています。中でもサッカー部の活躍は顕著で、全国高校サッカー選手権大会は常連校の仲間入りをしています。
2年前から、設置コースの充実を推進し、「特進選抜」「特進」「選抜」「進学」「総合進学」の5つのコース設定で、卒業時の進路である大学入試の結果も少しずつ向上してきています。今年度は、少し低迷したようで「国公立大学」3名、「明治、青山学院、立教、中央、法政、学習院」4名、「成蹊、成城、武蔵、明治学院」8名、「日大、東洋、駒沢、専修」56名等の合格実績でした。
今回の目玉情報は、「内申点基準」による単願・併願推薦で入学してくる生徒で、入学後の学力が低い生徒が多いため、内申点の基準を満たしていても、北辰テスト等の「偏差値」の基準を必ず満たしてほしいとの発表です。みらい学舎の立場からすれば、当たり前のことですが、やはり「偏差値・学力」を伴った生徒でないと、高校生活に安心感はえにくいようです。内申点は良いに越したことはありませんが、それだけでは厳しい現実になっている事をご報告いたします。具体的な数値はここでは公表できませんので、みらい学舎までお問い合わせください。
また、来年度から併設の中学校を募集するようです。現在埼玉県に開校認可の申請をしているところだそうです。詳細は、夏前に決まるそうですが、予定では1月11日午前:30名、同日午後:10名、1月12日午前:20名、同日午後:10名、1月25日午後:10名の募集定員で、受験教科は2科(国語+算数)か、4科(国語+算数+社会+理科)の選択です。なお、特待生制度があり、特進選抜クラス受験者の成績上位者(得点率80%以上)を基準とするようです。

2 城北中学・高校
 板橋区にある男子の進学校です。東武東上線「上板橋」徒歩10分で、都内の学校としては比較的広い校地をもつ学校です。中学入試では、男子御三家の次の層に位置し、関東でも有数の進学実績をあげています。勉強ばかりではなく、部活動でも実績をあげており、「囲碁・将棋部」「水球部」「ソフトテニス部」「弓道部」「化学部」等は、関東大会や全国大会の常連です。
中学入試で約300人、高校入試で約100名を募集します。他の進学実績の高い学校同様に、中学入試で入学した生徒は、高校2年までに全ての高校履修単元を終了し、高校3年次は大学受験のためにその多くの時間を費やします。したがって、難関といわれる大学の合格実績は高く、今年度も「東京大学」に26名の合格者を輩出しました。「一橋大学」「東京工業大学」「京都大学」「筑波大学」をはじめ、国公立大学で130~150名の合格者です。また、早稲田大学や慶應義塾大学をはじめとする私立大学も好調で、医学部を含めたのべ1000人以上の合格者を輩出します。
H23の高校入試から、2月11日(定員60名)、2月12日(定員30名)の2回入試実施になりました。1回目は例年と変わらず、国語、英語、数学の3教科で、各60分、100点満点の受験。今回の合格最低点は178点となり、問題のレベルから考えると、公立中学の授業内容を完全網羅してもこの点数には届かないはずです。また、12日の2回目の受験では、英語に傾斜配点をかけ、英語140点(80分)、国語、数学は各80点(各50分)でした。大学受験を視野に入れた、英語力を持った生徒がほしいとの意思の表れです。

3 明治学院中学・明治学院東村山高校
 東村山市富士見町にある男女共学の中学・高校で、ヘボン式ローマ字で有名な宣教師ヘボン博士が創立した、キリスト教に基づく学校です。私は西武線沿線に住んでいるため、西武拝島線・国分寺線の小川駅で下車し、10分程度歩いて行きましたが、朝霞から行く場合、朝霞台(北朝霞)で武蔵野線に乗り換え、新小平駅下車徒歩25分です(駅から自転車通学も認められています)。
2010年から「新・学習プログラム」をスタートし、これまでの明治学院大学にそのまま内部進学するという雰囲気から、他大学合格を目指すシステムに移行しているところです。高2生から、希望進路別にクラスが編成されます。
2012年度入試の特記事項としては、
①中学入試の面接を廃止し、午前中の学力試験のみとなります。2月1日に午後入試を実施する計画があるようですが、詳細未定のため、夏頃に発表されるとのことです。
②高校入試の一般入試において併願優遇制度を実施します。これまでは、推薦入試を受験し不合格となった生徒が一般入試を受ける時のみ優遇制度が適用されていましたが、今回からは公立高校が第一志望の生徒でも優遇制度を利用することができます。基準についてはみらい学舎にお問い合わせください。なお、明学東村山の一般入試は、3教科300点+内申点45点=345点満点です。
③2012年度入試も、英語の問題の約4割がリスニングです。中学入試で入学した生徒は、中1から「プログレス21」を使った学習をしているため、入学後その生徒たちと同等のリスニング力が要求されるからです。

4 埼玉栄高校
 さいたま市にある男女共学の高校です。陸上競技をはじめとしたスポーツに秀でた生徒が集う学校というイメージが強いようですが、近年は大学受験にも力を注ぎ、今期は東京大学へも合格者を出しました。国公立大学:22名(東京大学、東北大学、筑波大学など)、早慶上智:22名、GTMARCH:85名(学習院、東京理科、明治、青山学院、立教、中央、法政)、成蹊・明治学院・関西学院・立命館:12名、日大・東洋・駒沢・専修:125名等、スポーツ系以外の生徒の活躍も増えてきています。
通学の便もよくなり、JR川越線の西大宮駅徒歩3分の立地です。高校入試では、定員はほぼ推薦入試(単願・併願)で埋まってしまいます。また、部活見学や学校見学、オープンスクールも積極的にしているので、興味のある方は是非ご参加くださいとのことでした。

5 教育開発出版
 5月25日に教育開発出版の埼玉県立高校入試説明会に参加しました。当日は360名余りの参加者で、大盛況でした。
H22年とH23年の埼玉県立高校入試の5教科平均点・各教科の平均点を比較すると、社会科以外の教科がすべて平均点を下げています。一律に「ゆとり教育の弊害」とはいいませんが、県立高校入試の点数と考えると先々不安です。
特記事項としては、
① 総じて言えることは得点力不足です。中学校の定期テストでは、出題範囲が事前に発表され、また基本的な設問や出題形式(一問一答)が多く、この形式に慣れてしまうと複合問題には対応が難しいということに帰結します。さらに、学校での基本問題はあくまでも「教科書レベル」であり、「入試レベル」ではないということも一因でしょう。みらい学舎の「基本問題」とは、あくまでも「公立高校入試問題」です。
② 各教科の内容は紙面の都合上割愛しますが、理科の移行措置テキストから多くの問題が出題されています。みらい学舎では、「イオン」「熱量」「遺伝」「仕事と仕事率」といった、移行措置内容は旧指導要領からの引用で、受験対策を冬期講習から始めていましたので、受験生たちは混乱しなかったはずです。
③ 現状の埼玉県入試では、どの高校を受験する生徒も共通の問題を受験していますが、将来的にはA問題・B問題を作成し学校によって選択問題とする、あるいは上位校は独自問題を作成するという案も出ているようです。
H24年の県立高校入試は、3月2日の一発勝負です。日頃から、「教科書レベル」の基本は学校の授業中にマスターするように心がけることが必要です。今後は、より「得点力」を重視した入試になっていくことが予想されます。

6 進学研究会
 5月23日に進学研究会の受験説明会に参加し、2011年度入試の特徴と2012年度入試について情報を得てきました。特記事項としては、
①2011年度入試では、付属・進学校とも私立難関上位校(慶應女子・青山学院・豊島岡女子など)の受験者が減りました。9年間通して「ゆとり教育」の指導要領であったため、難関校チャレンジ志向の生徒が少ないと考えられます。この傾向は2012年度入試においても見られるでしょう。
②海城高校が高校募集を中止したことにより、その層の受験生が同じく男子進学校である城北・桐朋高校を受験しました。2012年度は、東京女学館・麹町学園女子が募集を中止する予定です。
③2012年度入試では、2月12日が日曜日にあたるため、青山学院高等部の入試日が2月11日になります。

7 村田女子高校
 文京区本駒込にある女子校です。東上線で池袋まで行き、JR山手線に乗り換えて巣鴨駅で下車徒歩13分か、巣鴨駅でさらに都営三田線に乗り換えて千石駅で下車徒歩2分です。今日は雨だったため、地下鉄で行ったのですが、千石駅からは非常に近く便利でした。
普通科と商業科があり、普通科アドバンスト(特進)コースは、中高一貫コースの生徒と同じクラスで難関大学の一般受験を目指します。普通科スタンダードコースは、キャリアデザインをしっかり行い、推薦・AO・一般入試で大学を目指します。商業科では、学校内で珠算・電卓・簿記・情報処理などの各種検定試験が受験でき、一生使える多くの資格を積極的に取得しているようです。
小規模の学校ですが、それだけに面倒見がよく、1人1人をしっかり見てくれる良さがあるように感じました。

8 東京農業大学第三中学・高校
 東松山市にある男女共学校です。東武東上線東松山駅から、スクールバスで10分。東京農業大学の付属高校であり、東農大の創始者である「明治の英傑・榎本武揚」の精神である「不屈・探求・信頼」を校訓としています。設置コースは「SSC:スーパーセレクトコース:国立大学や早慶上智を目標とするコース」「特別進学コース:GMARCH理科大を目標とするコース」「総合進学コース:有名私立大学を目標とするコース」の3つで、近年それぞれのコースでの合格実績を上げています。中でも「SSC」は、1週5日は7時間授業で、さらにクラブ活動の一環として勉強クラブへの参加が必須です。
1年:国語6時間+英語8時間+数学8時間(年間900時間以上の授業数)
2年:国語7時間+英語8時間+数学7時間(高2で高3の学習内容を終了)
3年:文系・理系に分けた国立2次対策を実施
もちろん、付属高校のため、「東京農業大学」「東京情報大学」への推薦もあり、埼玉県内の上位県立高校の「東京農業大学」への現役合格者数をはるかにしのぐ数がいます。その分、高校入試でのハードルは他校に比べて少し高めに設定され、「北辰偏差値」+「内申」の両方を満たすことが条件で、さらに「確約」に近いものではありません。したがって、秋の個別相談会で基準を満たしたことを証明しても、入試本番まで気が抜けません。担当の先生からは、「安易に入学許可をださない姿勢」が入学後の伸びにつながっていると分析していました(みらい学舎としても同感です)。合格目安の基準値は、秋に発表予定ですのでお待ちください。
また、野球部・陸上部・剣道部・男子バスケットボール部にスポーツ推薦制度あり。他にも弓道部や応援部なども盛んです。併設中学は、今期3学年がすべてそろいました。中2の秋には「英検準2級」「同3級」をたくさんの生徒が合格しているようです。

9  城北埼玉高校
 川越市にある男子校で、難関大学への合格者を毎年一定数輩出している進学校です。東上線の上福岡駅からスクールバスで約10分です。
近年は、高校入試入学者の定員割れ(定員80名に対し、この春の入学者43名)、中学入試で入学した中高一貫生の外部高校進学という2つの問題を抱えていますが、この4月に新しく就任された校長先生(3月まで県立大宮高校で校長先生をしておられました)が、学校改革を始められたところです。これまでの「閉鎖的で上から目線な学校」から「オープン・透明で生徒保護者の目線に立った学校」へ変えようと、生徒の学力向上はもちろん、授業数の確保や先進校の見学などに努めておられます。
2011年度大学入試合格実績としては、東大2名、京大1名、一橋大1名、東工大2名、北大3名、東北大3名、国公立大医学部3名、早稲田32名、明治25名、中央55名、東京理科大71名など、2010年度より大きく伸びています。しかし、高校入試で入学した生徒の現役進学率が51.2%と低く、高校から入ってきた生徒を伸ばすのが今後の課題だとおっしゃっていました。それに伴い、2012年度入試は次の変更があります。
①単願入試を廃止し、併願入試のみとなります。基準数値については、お問い合わせください。
②内申点のみの基準が廃止されます。内申点の地域間・中学校間格差があまりに大きすぎるためです。

10 小松原・小松原女子高校
 さいたま市にある高校で、最寄駅は、武蔵野線「南浦和駅」です。多様なコースを設置しており、男子は大学進学、機械工学系、自動車系の各コース、女子は大学進学、福祉系、保育系、情報処理系、食物家政系、愛玩動物系、美術・音楽系などのコースがあります。この春に実施した新入生のアンケートでは、同校に対する満足度が80%以上に達しています。
男子の今年度の大学合格実績は、埼玉大学2名、東京理科大学6名、青山学院大学2名など、着実に合格者を出せるようになりました。ここには、現役東大生による学習支援プログラムなど、画期的なシステムの導入もあります。女子も、進学コースでの成果が出始め、国立・佐賀大学や埼玉県立大学、日本大学などにも、一般受験で合格しています。また、福祉進学コースでは、「訪問看護員2級」「保育士」の資格を在学中に取得し、卒業時の進路に役立てています。このコースに入学した生徒は、高校卒業時の目標を明確に持ち、毎日を充実したものとして学校生活を過ごしているようです。
そういった背景もあり、退学者の多い学校というマイナスイメージが減少し、近年3年間を見ると、退学率は12%→7%→2%となってきています。また、4月より前・所沢北高校の校長先生が就任され、男子部も学校改革に着手しています。多様なコースを持つ同校では、中学生の体験入学を大いに歓迎しています。就学支援金の利用を確保できれば、同じランクの県立高校に進学するよりも、卒業時の安心感は得られるかもしれません。

11 淑徳中学・高校
 板橋区前野町ある共学校です。東上線ときわ台駅から徒歩13分(スクールバスあり)です。2005年から「スーパー特進」コースを設置し、着実に大学合格実績を伸ばしています。近年2年間は、連続して東大合格者を輩出しており、入学時の偏差値からすれば、入学後の6年間でしっかりと生徒を伸ばしている感じが受け取れます。また、入学してくる生徒の成績も、年々高いレベルになっているようです。
 今年度の入試からは、そういった背景も後押しして、コース編成をリニューアルします。中学入試では、「スーパー特進東大選抜」「スーパー特進」の2コース募集に、高校入試では「スーパー特進」「特進選抜」「留学」の3コース募集に切り替わります。大学合格実績も上げながら、同校では「カインドリーダー」の育成にも積極的で、将来の日本のリーダー作りを大きな目標に掲げています。この実績や取り組みはマスコミ(サンデー毎日)にも取り上げられ、「我が子の学力がぐんぐん伸びる私立中高一貫校」のランクにも紹介されています。具体的には、自発的に学習をする習慣をつくり、自分の進路を自分で考える子どもを育てる。また、学校の始業時間前の講習や、授業後(放課後)の補習も、中学生は半ば必修、高校生は希望者で実施し、駿台や代ゼミ、河合塾の模試での成績に反映させることとしています。さらに英語教育にも力点を置き、中学では週に8時間を、高校でも7~8時間を割いています。
 今年の高校入試では、単願・併願入試とも、「内申点はあくまでも目安とし、北辰テストや駿台模試の偏差値をしっかりとみたい」とおっしゃっていました。英検などの検定基準も、内申に加点ではなく、偏差値に加点するということも付け加えておきます。

12 大宮開成中学・高校
 さいたま市大宮にある共学の進学校です。朝霞市から通学する場合、東上線からJR武蔵野線に乗り換え、大宮駅東口からバス(スクールバスではありません)に乗るか、20分歩くかです。バスに乗って下車すると、目の前が同校の正門になっています。
 「特進選抜国立先進コース」というトップコースを昨年新設し、難関国立大学を目指すことを強くアピールされていました。2011年度大学入試合格実績としては、大宮開成高校初の東大合格者が1名出ました。その他国公立大学では、一橋大1名、東工大1名、北大1名、東北大1名など計41名の合格者。私立大学では、慶應義塾6名、早稲田25名、上智7名、明治41名、青山学院10名、中央32名、法政72名、立教29名、東京理科大26名など、2010年度より大きく伸びています。
 高校入試の日程は、単願が1月22日(日)、併願A(併願校の中では大宮開成が第一志望の生徒対象)が1月23日(月)、併願B(併願校の中で大宮開成が第2志望以下の生徒対象)が24日(火)です。入試当日の点数次第で、何段階でも上のコースに複数合格できるという「安心受験応援制度」を採用しています。
単願・併願推薦基準の偏差値の計算方法やクリア回数が非常に複雑ですので、受験を考えている人は聞いてください。ひとつ付け加えておくと、「内申点の基準値をクリアした生徒には、当日点に加算優遇をしますが、それでも得点が低い生徒は不合格にしています。」とのことです。反対に、偏差値基準をクリアした生徒の不合格は、ほとんどありませんでした。実力勝負です。話をした入試担当の先生は、「内申は良いのに、当日の得点が低い生徒が増えている。入学後が大変です。」と、おっしゃっていました。

13 西武文理中学・高校
 狭山市にある共学の進学校です。東上線の川越駅西口からスクールバスで20分程度です。普通科・理数科・英語科の3つの学科があり、普通科の中にエリート選抜東大クラスという特別クラスが設置されています。東大合格10名を目標に掲げていますが、23年度は東大3名、京大2名、阪大医学部1名という結果でした。入学後の科の変更は履修科目の関係上難しいため、特に理数科と英語科を受験する場合、単に偏差値の基準だけで決めるのではなく、将来の方向(理系か文系か)を中3の段階でしっかりと定めている生徒に受験してほしいとのことでした。
単願・併願とも自己推薦で、中学校からの推薦は必要ありません。例年、受験者の95パーセントが併願受験で、受験者は2000人を超えます。入試日程は、単願・併願とも1月22日(土)・23日(日)・24日(月)で、3日間の中から日にちを自由に選んで受験することができます。あるいは、2日間、3日間の受験も可能です。また、学科を変えての受験も可能です。日毎に合格者を発表し、他の学科・クラスでのスライド合否判定は行いません。
昨年までは駿台・北辰の偏差値基準しかありませんでしたが、24年度から内申数値と模擬試験偏差値の両方を使用した相談基準が設定されました。具体的な数値については、お尋ねください。

14 山村学園高校
 川越市にある共学校です。平成20年から男女共学がスタートし、現在は進学クラス6クラス中、4クラスが男女共学、2クラスが女子クラスだそうです。
 入試日程は、単願が1月22日(日)、併願が1月22日(日)・23日(月)・24日(火)の3日間です。合格発表は日毎ではなく、3日分まとめて行われます。
 24年度入試の変更点は次の3つです。
①2月入試を廃止し、3月11日(日)に3月入試(併願)を実施します。3月入試の基準は、1月入試より若干上がります。
②総合進学コース(選抜クラス・進学クラス両方)において、内申重視型の相談基準を採用します。ただし、その場合も北辰偏差値の目安基準はあります。具体的な数値も聞いてきましたので、お尋ねください。
③偏差値のアラカルト方式(英・国・社or英・数・理)は、総合進学コース進学クラス単願者のみとします。
 個別相談に出席した生徒には、後日「合格可能席のお知らせ」という通知が発送されます。その通知が安全圏・合格圏の場合は合格、相談圏の場合は合格する場合が多く、努力圏の場合は不合格となる場合が多いということです。安全圏・合格圏の通知を受け取ると、安心して受験できますね。

15 狭山ヶ丘高校
 入間市にある共学の進学校です。付属の中学校はなく、皆が高校で新しく入学してきます。西武池袋線の武蔵藤沢駅から徒歩13分ですが、朝霞市から行く場合、朝霞→朝霞台(北朝霞)→新秋津(秋津)→所沢→武蔵藤沢という経路で通学することになり、乗り換えが3回必要です。面倒な乗り換えを避ける場合、東上線で川越まで行き、スクールバス40分という方法もあります。
校内ですれ違った生徒は、皆しっかりとあいさつをしてくれ、非常に気持ちの良い雰囲気でした。多くの生徒は、県立(所沢北ライン)に残念ながら不合格となり、入学してくるわけですが、地元の素直な生徒が多いとおっしゃっていました。その生徒を着実に伸ばし、「早稲田合格100人」を目標にされていますが、現状は早稲田21人、早慶上智理科大で50人という結果です。校長先生自ら、週3回早朝の朝ゼミで英語を指導されており、今日のお話も78歳とは思えないほどの元気でした。
推薦入試は専願・併願とも、内申の基準による中学校推薦と、その基準に満たない場合の自己推薦があります。自己推薦の場合、確約はもらえず、当日点勝負となります。パンフレット等で公表されている推薦基準は内申のみですが、その内申基準マイナス2までであれば、偏差値と組み合わせた方法もあります。この場合も中学校推薦と同じ扱いになります。現在学校の定員に30名の空きがあるため、24年度入試では、これまでより偏差値基準が緩和されています。具体的な数値はお尋ねください。
Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類ともスライド合格制度を採用しており、例えば本当はⅡ類に行きたいがⅢ類の基準しか満たせなかった場合、Ⅲ類で出願しますが、入試当日の得点によってはⅡ類で合格できる可能性があります。また、英語を3倍、国語か数学のどちらかを2倍にする傾斜配点制度もあり、3教科のうち、ある科目は苦手だが、英語ともう1科目には自信があうという生徒は、この制度を利用すると有利です。

16 細田学園高校
 志木市本町にある男女共学校です。1921年(大正10)の創立から、今年で90年を迎える伝統ある学校です。1999年に男女共学化してから、男子の生徒数も年々増加して今年度は男子:女子=46:54です。さすがに歴史のある学校で、祖母の代から孫の代まで細田学園という層も多数いるようです。
 設置コースは普通科特進、普通科選抜、普通科進学、普通科総合、食物科調理師の5コースで、今年度から国際文化コース(留学生対象)の募集を停止しました。学習面では、国語・英語・数学のグレード別学習や土曜日補習、インターネット家庭学習、スーパースペシャルレッスンなど、生徒の学力向上に工夫をしています。その甲斐あって、卒業時の進路も特進では4年制大学への進学率が90%を越え、選抜で84%、進学では75%となっていて、少しずつではありますが実績は上向いてきています。また、特色である食物科では、4年生大学30%、専門学校35%、就職35%で、卒業時の進路も多岐にわたっています。部活動では、昨年バスケットボール部を新設し、バレーボール部、バトミントン部、スキー部、水泳部など、関東大会やインターハイ(全国大会)に出場できるような部にはやく仲間入りしたいとおっしゃっていました。出願に関する基準も、特進と選抜は学力重視(偏差値を重視)され、今期は特待生の制度も後押しして、偏差値68程度の生徒も入学してきているようです。個別相談会に出席することが前庭ですが、北辰の偏差値は最低50が必要です。他コースや特待生に関する細かい数値は、みらい学舎にお尋ねください。

17 山村国際高校
 坂戸市にある共学校です。平成11年から男女共学化し、現在全校生徒733名(1学年240名程度)です。東武東上線の坂戸駅または若葉駅から徒歩で12分程度かかります。
 1年生は、出願時の希望と入試での取得点によってコース分けされ、特別進学コースと普通コースの2コース編成ですが、2年生に上がる段階で、特別進学コース・普通コース・英語総合コース・ファッションデザインコースの4コースに分かれます。現在は特進コースのみ週6日制、他のコースは週5日制で時間割が組まれていますが、平成25年度(現中3生が高2になる時)から、全コース週6日制に変更することが決まっています。
特進コースは、他校の特進コースと同様、難関大学合格を目指すコースで、1日7時間・8時間授業の日もありますが、部活の入部制限は特にありません。この春の卒業生は、一橋大学・九州大学にも合格しています。普通コースは、日東駒専レベルの大学が主な進学先となっています。英語総合コースは、時間割の半分以上が英語で、英語が好きな生徒が集まっており、ファッションデザインコースは、男女募集をしていますが、現状女子しかいないということでした。学校全体としては現役進学率が95パーセント、その中で四年制大学が53.6パーセントという状況です。短期大学進学者の半分は、山村学園短期大学に進学しています。
部活動としては、バトントワリング部が14年連続で全国大会に出場しており、今年も15年目の受賞を目指しているそうです。

18 豊南高校
 豊島区にある共学校です。有楽町線・副都心線の千川駅から住宅街の中を歩いていき、8分程度かかります。
特徴としては、1年間を3ヶ月ごとに4つに分けた4ターム制が挙げられます。年に4回期末テストがあり、通知表も4回出されます。4ターム制を採用して4年目ですが、これによって一般的な3学期制の学校より、年間登校日数を40日程度、授業時間数を130時間程度多く確保できているそうです。それに伴い、全コースとも平日は6時間授業とし、7時間目・8時間目をなくしたことで、部活動や行事が活性化したとおっしゃっていました。
 コースは特進コース・選抜コース・進学コースの3コースです。埼玉県の生徒が受験する場合、1月の推薦入試を受験することになりますが、チャレンジ受験という制度により、一般入試第1回(2月10日)で他コースへのコース変更を狙うことができます。また、一般入試第2回(2月12日)で他コースへのコース変更と同時に、特待資格取得も目指せます。このチャレンジ入試は、改めて願書や調査書を提出する必要はありませんし、受験料も必要ありません。万一、チャレンジ入試のできが悪くても、最初の推薦入試の合格が取り消されることはありませんので、安心して積極的に挑戦してほしいとのことでした。
 埼玉県生にはあまり関係のない話ですが、2月10日の一般入試第1回は、都立高校志望の生徒が併願で受験することが多いため、都立高校の入試問題に似た問題を出題するそうです。即日発表をする関係上、採点に時間のかかる記述や作文はないでしょうが、どんな問題を作成されるのか気になるところです。

19 栄東高校
 さいたま市にある共学校です。JR東大宮駅から徒歩で10分程度かかります。県内の私立高校としては慶應義塾志木、早稲田大学本庄高等学院に次ぐ最難関校の1つです。昨年度の大学入試実績は、卒業生365名に対し、東京大学12名(現役7名),一橋大学5名(現役4名),東京工業大学4名(現役2名)をはじめ、国公立大学176名,早稲田大学138名(現役107名),慶應義塾大学74名(現役50名)など、早慶上理349名,医学部63名,薬学部37名,獣医学部8名と、県立上位高校の数を上回る合格者です。部活動も運動部15,文化部15の計30あり、県内の大会での入賞や関東、全国に出場している部もあります。モットーは「日本一になれとは言わない。日本一の努力をしよう。」です。
 設置コースは「東・医」「α」「アドバンス」の3コースで、「東・医」は、その名の通り「東大や医学部」向けのコース、「α」は難関国立大や早慶上理、「アドバンス」はGMARCH以上をターゲットにしています。
 進路指導や進路相談には手厚く対応していて、SCC(Sakaehigashi Career Club)という放課後に実施される希望者対象の進学特別指導があります。内容は、通常授業が講義であることから、SCCではより実践的な演習をして、学力の定着率を上げています。
 今年度の高校入試から、いくつかの変更点があります。昨年までは、「αコース」は記述形式の問題で、難問。「アドバンスコース」はマークシート形式で、私立の問題としては平均的な問題。とありましたが、今期からは3つのコースすべてが同じ問題(マークシート形式)を採用し、出願コースに関係なく受験者全員が同一の問題を解くという形式に変わります。この当日の点数で、「アドバンス」「α」「東・医」の学力相応のコースに対しての合格発表がなされることになりました。やはり、学力低下に対する歯止め的な受け止め方ができます。さらに、特待生も3段階に分かれ、C→B→Aの順に特典が変わります。全受験者のうち、上位30%が該当します。ただし、この特待生は「単願」であること。毎年「資格審査」があること。等の条件付です。
 最後に、個別相談時における基準については、「偏差値のみ」です。数値は入手してありますので、みらい学舎までお尋ねください。なお、「内申点基準」はありません。ちなみに、昨年の入試では、同校が開催している「体験学習」に参加した受験生のうち、95%の生徒は合格しています。

20 大東文化大学第一高校
 板橋区高島平にある、大東文化大学の付属高校です。東上線の東武練馬駅からスクールバスが出ています。男女共学で男女比はほぼ6:4で、大学のキャンパスと同じ敷地のため、活気に満ちています。近年は、大東文化大学への推薦入試よりも他大学受験者が増えてきており、約40%が大東文化大学へ、50%弱が他大学へと進学しています。特に女子は大東文化大学25%に対して、他大学は60%を超えます。今年度は首都大学東京や埼玉大学、東京学芸大学等の国公立や上智大、理科大、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政(GMARCH)や日本女子大、東京女子大などにも合格者が出てきました。
 今年度の受験から他大学受験生の強化策として、「選抜進学」コースを設置します。これにより、設置コースは「特進:難関大学受験用」「選抜進学:GMARCH用」「進学:大東文化大学の内部推薦および日東駒専用」の3コース制になります。受験形態は、単願・併願・一般の3つの方法がとられ、それぞれに「内申基準」「偏差値基準」が設けられていますので、必ず事前の「入試個別相談会」に来てほしいそうです。その際に発行される入試相談カードを願書に添付することが、優遇制度を受ける条件になります。基準値は、みらい学舎までお問い合わせください。
 
21 浦和学院高校
 さいたま市緑区にある共学校です。朝霞市から行く場合、朝霞台(北朝霞)で武蔵野線に乗り換え、東川口駅で下車、スクールバスに乗って15分くらいです。大宮駅から国際興業バスに乗って行くこともできますが、バスが1時間に2本しかなく、駅から30分もかかるため大変です。
付属の中学校や大学はなく、全員が高校で入学し、3年間で大学等の進学を目指します。年5回の生徒面談と独自の小論文・面接指導に特に力を入れて取り組んでいるとアピールされていました。1学年の生徒数は800名を超え、全校生徒約2400名という大人数の学校ですが、1学年が24のクラスに分かれているため、1クラスの平均人数は32.7名と少なくなっています。現在は男子が57%、女子が43%の割合だそうです。
 2年生の時に留学(現在はカナダ)をする「国際」、難関大学合格を目指す「特進」、日東駒専等の私立大学や専門学校を目指す「進学」の3つの類型に分かれており、特進と進学はさらに細かくコース分けされています。入学する段階でコース別に分かれているため、各コースの特徴・目標・進路(どんな大学を目指すのか)をよく踏まえて、自分に適したコースを選択してほしいとのことでした。個人相談の際、「余程のことがない限り大丈夫です」と言われたコースがある場合、その相談確認済のコースまでがスライド合格となるため、チャレンジ受験が可能です。
 推薦入試には中学校推薦と保護者推薦があり、中学校推薦は内申の基準、保護者推薦は偏差値の基準によります。基準はお問い合わせください。現在は中学校推薦が1割、保護者推薦が9割になっているそうです。併願の試験日は1月22日・23日・24日の3日間あり、どの日に受験しても違いはありませんが、初日の22日は日曜日で混雑が予想されるため、できれば23日か24日にゆっくりと受験してほしいとのお願いでした。

22 帝京中学・高校
 板橋区稲荷台にある男女共学の学校です。最寄り駅は都営三田線板橋本町(徒歩8分)、JR埼京線十条(徒歩12分)、東武東上線中板橋(徒歩20分)です。帝京高校=スポーツ強豪校という認知は、同校としては誇らしいことだそうですが、実際の校内は屈強な選手ばかりを集めた勇ましい学校ではなく、いわゆる普通の中学生・高校生(未完成な生徒)こそが、帝京高校の求めている生徒像だそうです。
中学入試で約140名の募集をし、各種検定や生徒個々の能力の発掘に傾注したプログラムを組んだ3年間を過ごします。ユニークな行事として、「学習コンテスト」という、1年生~3年生までが同じ課題・問題に取り組み、クラス単位や個人単位での競い合いを促す行事があります。近年、競争を敬遠する風潮がありますが、社会に出たときには避けて通れないことであり、あえて中学生のうちから競争を課すことに意義があるとおっしゃっていました。
高校入試は、文理コース(中高一貫生と高校から入学した生徒は3年間別クラス・別カリキュラム),理数コース(医歯薬,理系に特化した中高一貫生と高校入試組の混合クラス),インターナショナルコース(英語圏への留学を前提のコース),文系コース(スポーツ推薦枠用のコース)の4つのコースに分かれています。多くの受験生は文理コースを受験し、2年次より文系・理系に分かれたクラス編成になります。H22年の卒業生の進路は、現役で早慶・上智・ICU・東京理科大15名,MARCH24名,日東駒専37名で、四年制大学:84%,短大、専門学校:5%,留学、就職:2%でした。
理数コースは、「医歯薬系の大学・学部」を受験する専門に近いコースで、入学時より「将来医療に関わる心構えや倫理観を身につけられるようなカリキュラム」が組まれ、病院での1日医師体験なども行っています。このコースでは、大学の指定校推薦枠として、北里大学(医学部)、明治薬科大学(薬学部)、東京薬科大学(薬学部)、城西大学(薬学部)、横浜薬科大学(薬学部)、日本薬科大学(薬学部)、帝京科学大学(看護学部)、帝京平成看護短大(看護学部)を持っていますので、医歯薬看護系に進みたい生徒には強みです。インターナショナルコースでは、ネイティブスタッフと連携して、より実践的な英会話を身につけます。留学後は、英検準1級やTOEFL、TOEICなどにチャレンジします。
特記事項として、帝京グループの大学に「無試験推薦」で進学可能ということが挙げられます。高校3年間の平均評定が3ならば、無試験での進学が可能です。
最後に、高校受験での注意点ですが、埼玉県に在住で、同校の推薦入試(単願・併願)を受験する場合は、一般入試の願書は使えません。12月15日・16日に開催される「個別相談日」に必ず出席し、「推薦入試用の願書」を入手する必要があります。推薦基準に関しては、みらい学舎までお尋ねください。

23 城西大学付属川越高校
 城西大学の付属高校として、川越に開校した男子校。今年創立40周年を迎えます。当初は城西大学の付属校としての印象が強かった同校ですが、しだいに他大学受験者数が増加し、現在では入学する生徒のほぼ100%が他大学受験を視野に入れています。平成4年に併設された中学校には「付属」の2文字がないことも、その現れだそうです。受験校として認識しておくべき学校です。
 校地は、JR川越駅や西武新宿線本川越駅からスクールバスで約15分です。制服も一新され、更なる飛躍をという願いをこめて、「a point of inflection~変曲点~」をテーマとしたデザインのボタン等が盛り込まれました。
 男を育てる(創る)ことを主眼とし、文武両道(部活も勉強も全員が頑張る)をモットーに、土曜日も毎週普通に授業が行われ、指名制の補習も多くあります。また、夏季・冬季の講習も多くの講座を設けています。
 高校では、併設中学からの内部進学生とは、2年生までは別クラスで、3年より受験大学のコースによって振り分けがなされています。
 H24年入試から、いままでの「文理」「特進」のコースを廃止し、「進学」「特進」の2コースに改称、さらに、「特進」コースの上位合格者から新たに「特別選抜」コースを開設します。現役大学合格実績の向上を目指したコースです。したがって、授業時間数の増加や東大模試の必須受験など、他の進学校同様の「難関大学専用」のコースになりそうです。
 主な県立高校の併願校として、川越、熊谷、春日部、松山、所沢北、浦和あたりが毎年受験人数としての上位を占めています。1月22日(単願)、22日と23日(併願)のみを受験日とし、2月や3月の入試は実施しません。個別入試相談会に参加し、合格の可能性や数値をご相談くださいと、教頭先生はおっしゃっていました。補足ですが、近年「内申点」は高いが「偏差値」「当日の得点」が低い受験生が多くなり、「内申点」で入試相談をした生徒の入学後の成績不振を嘆いていらっしゃいました。

24 川越東高校
 川越市にある男子の進学校です。創立28年目の今年、初めての塾対象説明会が開催され、その初の説明会に参加してきました。
 生徒曰く「陸の孤島」、そして埼玉県三大田舎高校にランクインしているということで、周りは田舎でしたが、その分グラウンドが広く、体育館は日本の高校の中で一番大きいという良さがあります。
 私は西武線沿線に住んでいるため、本川越からスクールバスに乗せていただき25分くらいかかりましたが、朝霞市から通学する場合、東上線の上福岡駅からスクールバスで15分程度です。大宮駅からもスクールバスが出ており、生徒の8割がスクールバスで通学しているそうです。 
 付属の中学校はなく、全員が3年間で4年制大学現役合格を目指します。これまでに中学部を設置する案も持ち上がったそうですが、一つの学校の中に中高一貫生と高校から入学した生徒が混在するのはどうか…という校長先生のお考えにより、今後も中学部をつくることなく、3年間で一貫校の生徒を追い越して現役合格(合格実績76.3%)できるような進路指導をしていくとおっしゃっていました。
 そのために、夏休みと冬休みには講習が行われ、参加は任意ですが、実際には100%全員が参加しているそうです。6週間ある夏休みの間、4週間講習があり、その期間は午前中が講習、午後が部活とはっきり決まっています。講習と部活が重ならないため、全員が午前中は普段と同じように勉強し、午後からそれぞれの部活に取り組んでいます。
 このように、「文武両道」が大切にされている学校で、生徒の8割が部活動に入って活動しているそうです。特に少林寺拳法部は全国制覇を続けています。面白い部としてはクイズ研究部があり、埼玉県ベスト6まで残ったそうですが、早押しで浦和高校に敗れ、全国大会には浦和高校が出場していました。テレビでご覧になった方もいらっしゃると思います。
 入試に関しては、単願・併願とも、3科内申・9科内申・偏差値の3つ全てが必要です。もちろん、どれかが若干基準に満たない場合も受験できますが、その場合は当日の得点力が要求されます。内申・偏差・得点の目安となる数値を聞いてきましたので、お問い合わせください。また、面接なし・調査書不要の特待生入試もあります。入試当日の得点のみで判断し、上位5パーセントがA特待生(入学金・施設費・3年間の授業料等免除)、上位10%がB特待生(入学金・施設費免除)として合格できます。受験料も1万円に抑えているので、得点力のある生徒は挑戦してほしいとのことでした。

25 保善高校
 新宿区大久保にある男子校です。目の前には戸山公園、向かいには早大理学部、隣には海城高校という環境で、朝霞から行く場合、副都心線に乗り、西早稲田下車徒歩7分と通学もしやすいと思います。
 付属の中学校も大学もないため、全員が3年間で4年制大学現役合格を目指します。この春の現役合格率は82%で、京都大学にも1名合格者が出ました。早慶上理18名、G-MARCH51名といった実績です。年々、指定校を含む推薦を利用する生徒が減少し、一般入試で上位校に挑戦する生徒が増えているそうです。
 クラスは、国公立大・難関私大を目指す「特別進学クラス」、G-MARCHレベルの大学を目指す「大進選抜クラス」、中堅以上の私立大学を目指す「大学進学クラス」の3クラスに分かれています。特進クラスは、7時間目まで必修科目があり、センター試験対策をしますが、大選クラスと大進クラスは5時間目までで、6・7時間目は選択科目となっています。
クラス決定に関しては、入試当日の得点によって上位のクラスにチャレンジできるスライド合格制度がありますし、入学後も一定の条件をクリアすれば、学年が変わる時にクラス変更できるということです。
 また、クラブ活動が盛んな学校で、ラグビー・陸上競技・バスケットボール・サッカー・空手道の5クラブは、強化指定クラブに指定されています。特進クラスの生徒も基本的には入部制限はありませんが、強化指定クラブを希望する場合は相談が必要です。


26 豊島学院高校
 豊島区にある共学校です。北辰テストの会場になっているため、中3の皆さんはもう行き慣れていると思いますが、東上線の北池袋駅から歩いて8分くらいです。池袋駅から歩いても15分くらいで着きます。東上線一本で通学でき便利なのですが、埼玉県生が東京都の私立高校に通学する場合、県からの助成金が出ないという難点があるかと思います。
 コースは次の4つに分かれています。国公立大・難関私大に対応する「特別進学類型」、G-MARCHレベルの上位私大に対応する「選抜進学類型」、成蹊・成城・國學院・明治学院などの中堅私大に対応する「普通進学類型」、日東駒専レベルの中堅私大に対応する「文理進学類型」です。「特別進学類型」と「選抜進学類型」は週4日7時間授業があり、その他にも集中授業・特別講座・勉強合宿・チューター制などの進路指導が行われています。
 自分の持っている内申点や偏差値によって、個別相談でコースを相談しますが、チャレンジ志願制度という制度があり、入試当日の得点次第で上のコースに入ることも可能です。また、1年生から2年生に学年が変わる際にも、コース移動ができるそうです。
 受験を希望する生徒は、必ず体験授業を受けなければなりません。中学校の担任の先生を通して電話で申し込みするシステムになっていますので、受験を考えている人は忘れないようにしてください。


27 昭和鉄道高校
 豊島学園高校の向かいにある共学校です。日本で唯一、学校名に「鉄道」という冠がついている高校で、全国から鉄道好きの子どもたちが集まっています。私も祖父が国鉄マンで、よく青春18切符を使って神戸―東京間を電車旅していたくらい電車好きなので、授業内容を見て入学したくなるほどでした。
 卒業生の70%が就職しており、就職者の92.9%が鉄道業界(JR・西武・京急・東武・東京メトロなど)に就職しています。共学化して8年ですが、女子1期生~5期生は全員が希望した進路に進めたそうで、鉄道業界でも女性が活躍しています。
 一方、四年制大学への進学を希望する生徒もいます。そうした生徒に対応するため、2011年から新しいカリキュラムが設置されました。1年次で基礎を習得し(共通履修)、2年次以降は希望する進路に合わせて「運輸サービスコース」か「運輸システムコース」かのコース選択をします。「運輸サービスコース」には文科系進学の、「運輸システムコース」には理科系進学のカリキュラムが設置されており、四年制大学へも進学できる体制がとられています。

9月北辰テスト結果

2011.10.1

今回もまた、中3生が外部模試で結果を出してくれました。以下に北辰テストの成績上位者(偏差値60以上)および、偏差値の伸び幅をご紹介します。(+△p)は、前回よりも偏差値が△ポイント上昇したことを表します。難関コースは偏差値70を、県立コースは偏差値60を越えることを目標に頑張っていきましょう!(数値はすべて偏差値です)

【北辰テスト】成績優秀者(偏差値60以上で掲載)
◎中3Rくん(朝霞四中) 5科偏差値:69.4,3科偏差値:68.1
    国語:69,数学:67,社会:68,理科:69,英語:63
◎中3Tくん(朝霞四中) 5科偏差値:68.2,3科偏差値:66.9
    国語:62,数学:73,社会:69,理科:67,英語:60
◎中3Mくん(朝霞五中) 5科偏差値:67.5,3科偏差値:67.9
    国語:64,数学:71,社会:66,理科:65,英語:63
◎中3Tくん(朝霞二中)  5科偏差値:64.5,3科偏差値:62.2
   数学:60,社会::73 (100点),理科:63,英語:65
◎中3Wくん(朝霞四中)  3科偏差値:62.4
     国語:63,数学:67,理科:63
◆中3Nさん(朝霞四中)  3科偏差値:60.2,  国語:64
◎中3Hくん(朝霞一中)   数学:60,理科:65
◆中3Yさん(朝霞一中)   国語:60,社会:61
◆中3Mさん(朝霞四中)   英語:61
◆中3Yさん(朝霞四中)   国語:63,理科:62
◎中3Sくん(朝霞四中)   数学:60,英語:60

偏差値アップ(よくがんばりました!!)
◎中3Tくん(朝霞四中) 5科偏差値:(+9.3p),3科偏差値:(+7.9p)
    国語:(+11p),数学:(+8p),社会:(+11p),理科:(+12p)
◆中3Mさん(朝霞四中) 5科偏差値:(+6.1p),3科偏差値:(+7.2p)
   国語:(+10p),数学:(+6p),理科:(+13p),英語:(+6p)
◎中3Tくん(志木中)  3科偏差値:(+8.7p),国語:(+8p),英語:(+13p)
◆中3Yさん(朝霞四中)   国語:(+8p),理科:(+7p),英語:(+9p)
◎中3Sくん(朝霞四中)   数学:(+5p),社会:(+13p),英語:(+6p)
◆中3Sさん(朝霞一中)   理科:(+8p)

今回の北辰テストは、中3生13名が受験しました。偏差値もそうですが、今回は得点も良かったようです。

       国語 数学  英語 社会 理科  3科  5科 
全県平均点  50.9 47.0 48.0 63.1 50.9  145.9  258.1
塾生平均点  69.2 67.7 63.9 72.8 72.4  200.8  346.0
塾生偏差値  59.2 59.7 58.2 56.1 60.5  60.2  59.7

この勢いで、2学期の成績をアップさせて、第一志望高校合格に向けて突っ走ろう!!

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