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学校説明会の報告

2010.10.6

みらい学舎では、各高校・中学校の塾対象学校説明会に参加し、23年度入試に関する最新の情報を入手しています。

以下、豊島学院高校、細田学園高校、狭山ヶ丘高校、城北埼玉高校、東京農業大学第三高校、大東文化大学第一高校、浦和学院高校、城西川越高校・中学校、明治学院東村山高校、保善高校、大宮開成高校・中学校、西武文理高校の報告です。(凡例:☆共学校、▽男子校、△女子校)

具体的な数値やご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。

☆細田学園高校

10月6日(水)、細田学園高校の塾対象学校説明会に参加してきました。
細田学園は、北辰テストの時に行った人も多いと思いますが、志木市にある共学の高校で、共学になって11年目です。
志木駅から少し歩きます。

推薦入試(併願)は、1月22・23・24日の3日間から選択でき、どの日に受けても有利不利はありません。
推薦の基準は、内申または偏差値ですが、特進・選抜コースは偏差値重視、進学・総合コースは内申重視で判断するということです。
個別相談会の段階では、基準を見たしている確実なコースでの約束となりますが、1つ上のコースにチャレンジできるスライド制度があり、願書にチェックを入れておくと、入試の得点次第では1つ上のコースで合格することも可能です。
また、併願の場合、延納の手続きや延納金は不要で、3月11日まで手続きを待ってもらうことができます。

☆豊島学院高校

10月6日(水)、豊島学院高校の塾対象学校説明会に参加してきました。
豊島学院高校は、北辰テストの時に行った人も多いと思いますが、豊島区にある共学の高校で、平成11年に普通科共学化になりました。最寄駅は、東上線北池袋駅で、徒歩10分弱です。コースは国公立大学や早慶上智・東京理科大学などの難関私大を目標大学に掲げる「特別進学類型」、GMARCHを目標にする「選抜進学類型」、成蹊・明治学院・日東駒専・國學院などの中堅私大を狙う「普通進学類型」と、2年前に新設された「文理進学類型」の4コースです。大学合格実績も年々上昇し、平成21年度には国公立大学に8名の合格者を出しました。担当の先生が強調されていたことは、「現役進学率」が非常に高いということです。特別進学類型83.3%、選抜類型82.9%、普通進学類型93.3%だそうです。

募集要項には、他の私立高校同様に、A推薦(第一志望:内申・面接重視),B推薦(都外生対象の公・私立併願可能:内申・面接重視),併願優遇(都内生対象の公・私立併願可能:内申・面接重視),一般入試(学科・面接重視)の4パターンですが、埼玉県在住の生徒は併願優遇には該当しません。クラブ推薦制度もありますが、指定クラブは限られています。また、豊島学院の最大の特徴として、「体験入学」があげられます。中学校の先生を通しての申込になりますが、この体験入学を受講することが非常に大事な要素になります。

「チャレンジ志願制度」も導入され、4つのコースのいずれかに出願する際に、他のコースにチャレンジしたい旨を記載すれば、当日の得点によってスライド合格の権利を得られます。チャレンジがうまくいかなかった場合でも、入学手続き後の3月13日に再挑戦ができるそうです。

諸経費については、他校同様「入学金」「授業料」はありますが、「寄付金」や「校債」はなく、親族に同校の出身者がいれば、受験料もかかりません。

細かな数値や基準が必要な方は、みらい学舎か同校に直接お問い合わせください。

☆狭山ヶ丘高校

9月17日(金)、狭山ヶ丘高校の塾対象説明会に参加してきました。

狭山ヶ丘高校は、入間市にある共学の進学校です。西武池袋線の武蔵藤沢駅から徒歩15分程度ですが、朝霞市から行く場合、朝霞台(北朝霞)、新秋津(秋津)、所沢で乗り換えが3回必要です。面倒な乗り換えを避ける場合、川越まで行き、スクールバスに乗るという方法もあります。

校長先生自ら、週3回早朝の朝ゼミで英語を指導されており、今日のお話も77歳とは思えないほどの元気でした。

今年は模試の成績もよく、大学合格実績に期待が持てるとのことです。また、現役生の実績で県立の川越高校に勝つことが目標だとおっしゃっていました。365日(元日も休みなく)夜9時まで勉強する自習室や朝ゼミ、講習会など、特にⅠ類Ⅱ類の生徒は厳しい勉強を覚悟しなければならないと思います。

推薦入試は専願・併願とも、内申の基準による中学校推薦と、その基準に満たない場合の自己推薦があります。自己推薦の場合、偏差値を使うことになりますが、偏差値による確約はありません。個別相談会で偏差値とその他(各種検定・皆勤など)を総合的に判断し、合格の可能性を伝えてもらえるという方式です。ただ、過去にこの偏差値で落ちた生徒はいないという数値を聞いてきましたので、参考になると思います。お気軽にお問い合わせください。

Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類ともスライド合格制度を採用しており、例えば本当はⅡ類に行きたいがⅢ類の基準しか満たせなかった場合、Ⅲ類で出願しますが、入試当日の得点によってはⅡ類で合格できる可能性があります。また、英語を3倍、国語か数学のどちらかを2倍にする傾斜配点制度もあり、3教科のうち、ある科目は苦手だが、英語ともう1科目には自信があうという生徒は、この制度を利用すると有利です。

 

▽城北埼玉高校

9月16日(木)、城北埼玉高校の塾対象説明会に参加してきました。

城北埼玉高校は、川越市古市場にある男子の進学校です。城北埼玉中学校からの一貫生と高校入試で入学する生徒がいます。

朝霞市から行く場合、上福岡駅で下車し、スクールバスに乗って10分程度です。上福岡駅から歩いていけなくはないですが、30分くらいかかるので大変でしょう。

この春は浪人生が少なかったこともあり、早慶の合格者が31人と芳しくない結果だったようです。ただ、医学部は毎年10名以上を維持しているとおっしゃっていました。

23年度入試から次の2点が変更されます。

1 選抜クラス新設

  通常のクラスより、偏差値・内申とも基準が2高く設定されています。

2 入学手続延納金なし

  上位校の併願校として受験することの多い学校であり、実際受験者の9割が公立高校との併願だということです。埼玉県公立高校前期併願の場合、2月24日の16時まで待ってもらえます。

入試基準は、偏差値を使うことも内申を使うこともできます。昨年は個別相談で北辰・V・Wの偏差値を使った生徒が404名(88%)、駿台の偏差値を使った生徒が55名、内申を使った生徒が70名だったということです。英検準2級取得の場合加点1、内申5科オール4以上の場合加点1で、最大2点の加点優遇があります。ただし、個別相談会に参加することが条件です。

 

 

☆東京農業大学第三高校

9月16日(木)、東京農業大学第三高校の学校説明会に参加してきました。

 東松山市にある、東京農業大学の付属高校で、併設中学もあります。東上線の東松山駅からスクールバスが出ています。コースはスーパーセレクト(SSC)、特別進学、総合進学、アスリートの4コースで、受験は推薦入試(1月22,23日)と一般入試(1月31日)で、2月はありません。

 東農大の付属高校ではありますが、他大学受験の結果も順調で京都大学をはじめ、大阪大、東京医科歯科大、東京外語大、筑波大、千葉大、東京農工大、埼玉大、群馬大、首都大東京などの国公立や早慶上智、GMARCHの私大合格者も確実に伸びています。SSCでは、とにかく勉強の意識が必要で毎日7時間の授業後に「放課後勉強クラブ」が必修です。勉強が好きな人にはもってこいです。その他のコースは部活との両立を目標に、勉強も頑張りながら部活動にも精力的に取り組もうという姿勢が強く感じられました。ユニークなのは、「生徒による先生の授業評価」を導入していることで、生徒・教師お互いが切磋琢磨しているのが感じられます。

 高校入試での合格目安は、少しきびしく、「内申点」&「偏差値」の両方を満たすことです。コースにより県立高校との併願パターンが異なりますので、詳細はみらい学舎までお問い合わせください。

 

☆大東文化大学第一高校

9月14日(木)、大東文化大学第一高校の学校説明会に参加してきました。

 板橋区高島平にある、大東文化大学の付属高校。東上線の東武練馬駅からスクールバスが出ています。男女共学で男女比はほぼ6:4。大学のキャンパスと同じ敷地のため、活気に満ちています。

 近年は、大東文化大学への推薦入試よりも他大学受験者が増えてきて、40%が大東文化大学へ、50%弱が他大学へと進学しています。特に女子は大東文化大学25%に対して、他大学は60%を超えます。今年度は北海道大学や千葉大学、首都大学東京、埼玉大学等の国公立や上智、東京理科、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政(GMARCH)や日本女子大、東京女子大などにも合格者が出てきました。

 高校受験情報としては、単願、併願、一般の3つの方法がとられ、それぞれに「内申基準」「偏差値基準」が設けられていますので、必ず事前の「入試個別相談会」に来て欲しいそうです。その際に発行される入試相談カードを願書に添付することが、優遇制度を受ける条件になります。内申、偏差値の基準値は、みらい学舎までお問い合わせください。

 

☆浦和学院高校

9月14日(火)、浦和学院高校の学校説明会に参加してきました。

浦和学院高校は、さいたま市緑区にある共学の高校です。時々男子校だと思われているようですが、現在は男子が6割、女子が4割くらいの割合だそうです。

朝霞市から行く場合、朝霞台(北朝霞)で武蔵野線に乗り換え、東川口駅で下車、北口からスクールバスに乗り15分くらいです。大宮駅から国際興業バスに乗って行くこともできますが、バスが1時間に2本しかなく、駅から30分もかかるため大変でした。

1学年24クラス、全校生徒2351名という大人数の学校で、難関国立大学を目指す特選コース、看護師を目指す保健医療コースなど、11のコースに分かれています。入学後にコース分けをするのではなく、入学の段階でコース別に分かれているため、各コースの特徴・目標・進路(どんな大学を目指すのか)をよく踏まえて、自分に適したコースを選択してほしいとのことでした。

推薦入試には中学校推薦と保護者推薦があり、中学校推薦は内申の基準、保護者推薦は偏差値の基準によります。現在は中学校推薦が1割、保護者推薦が9割になっているそうです。

コースにより基準が大きく異なりますので、受験を考えている方はお問い合わせください。

 

▽城西大学付属川越高校・城西川越中学校
 9月13日(月)、城西大学付属川越高校・城西川越中学校の説明会に参加してきました。
 城西大学川越高校は、1971年に城西大学の付属高校として、川越に開校した男子校です。来年創立40周年を迎えます。当初は城西大学の付属校としての印象が強かった同校ですが、しだいに他大学受験者数が増加し、現在では入学する生徒のほぼ100%が他大学受験を視野に入れています。平成4年に併設された中学校には「付属」の2文字が無いことも、その現れだそうです。受験校として認識しておく学校です。

 立地は、川越駅や本川越駅からスクールバスに乗って、約15分ほどの場所です。制服も一新され、更なる飛躍をという願いをこめて、「a point of inflection~変曲点~」をテーマとしたデザインのボタンなどが盛り込まれました。

 男を育てる(創る)ことを主眼とし、文武両道(部活も勉強も全員が頑張る)をモットーに、土曜日も毎週普通に授業があります。先生方も「授業」が好き(売り)なようで、説明会でも成績不振な生徒やクラスには、とにかく補習授業とおっしゃっていました。

 高校では、併設中学からの内部進学組とは、2年生までは別クラスで、3年次より受験大学のコースによって振り分けがなされています。

 高校入試では、県内の主な県立高校の併願校として、川越、熊谷、春日部、松山、所沢北、浦和あたりが毎年受験人数としての上位を占めています。1月22日(単願)、22日と23日(併願)を前期とし、両日でほぼ定員の確保がなされていますので、2学期中の個別入試相談会を積極的に活用し、前期での受験をお奨めしますと、入試担当の先生はおっしゃっていました。合格の目安になる基準(数値)は、直接同校へ聞くか、みらい学舎までお問い合わせください。

 

☆明治学院東村山高校
9月8日(水)、明治学院東村山高校の塾対象説明会に参加してきました。

明治学院東村山高校は、東村山市富士見町にある男女共学の高校で、ヘボン式ローマ字で有名な宣教師ヘボン博士が創立した、キリスト教に基づく学校です。

私は西武線沿線に住んでいるため、西武拝島線・国分寺線の小川駅で下車し、10分程度歩いて行きましたが、朝霞から行く場合、朝霞台(北朝霞)で武蔵野線に乗り換え、新小平駅下車徒歩25分です。
25分歩くか、乗り換えが面倒でも西武線に乗り換えるか、いずれにしても、通学は大変だと思います。

2月12日に高校入試を実施していますが、中学入試も行っており、明治学院中学校から上がってくる生徒と、高校入試で入学する生徒が半々くらいです。

特記事項としては、
1 明治学院大学へそのまま進学するというのんびりした雰囲気を変え、現高1生から「新・学習プログラム」をスタート。他大受験を目指す。
2 推薦入試の基準は内申点のみ。内申点が高い生徒から順に合格となるため、基準を満たしていても不合格となる。その場合、一般入試にまわることになるが、30点が加算される(それでも不合格となる場合もある)。
推薦基準は男子36、女子38だが、実際合格できるのは、男子39(38だと半分くらい)、女子41。
3 英語のリスニングの割合が4割と高い。中学校から進学してくる生徒は、3年間でリスニング力が鍛えられているので、入学後一緒に勉強していける力が求められるため。

 

▽保善高校
9月7日(火)、保善高校の塾対象説明会に参加してきました。

保善高校は、新宿区大久保にある男子校です。中学校も付属の大学もついていないため、新入生が皆同じようにスタートし、大学入試に向けて勉強できるという良さがあると思います。

朝霞から行く場合、①東上線に乗り、池袋で山手線に乗り換えて、高田馬場で下車徒歩8分か、②副都心線に乗り、西早稲田で下車徒歩7分です。

特記事項としては、
1 G-MARCH(学習院・明治・青山・立教・中央・法政)の合格者が倍増 38名
2 G-MARCHレベルの大学合格を目指す大進選抜クラスを新設  特別進学クラス・大進選抜クラス・大学進学クラスの3コースで募集
の2点が挙げられます。

また、クラブ活動が盛んな学校で、ラグビー・陸上競技・バスケットボール・サッカー・空手道の5クラブは、強化指定クラブに指定されています。

単願・併願に必要な内申と偏差値の基準を聞いてきましたので、受験を考えている人は聞きにきてください。

☆大宮開成高校・大宮開成中学校
7月8日(木)、大宮開成高校の塾対象説明会に参加してきました。

大宮開成高校は、さいたま市大宮にある共学の進学校です。

朝霞市から通学する場合、東上線からJR線に乗り換え、大宮駅東口からバス(スクールバスではありません)に乗るか、20分歩くかです。
暑さに負けた私はバスに乗りましたが、歩いている先生もおられました。

「特進選抜国立先進コース」というトップコースを新設し、難関国立大学を目指すことを強くアピールされていました。

入試日程は、単願が1月22日(土)、併願A(併願校の中では大宮開成が第一志望の生徒対象)が1月23日(日)、併願B(併願校の中で大宮開成が第2志望以下の生徒対象)が24日(月)です。
入試当日の点数次第で、何段階でも上のコースに複数合格できるという“安心受験応援制度”を採用しています。

推薦基準の偏差値の計算方法やクリア回数が非常に複雑ですので、受験を考えている人は聞きにきてください。

☆西武学園文理高校
7月6日(火)、西武文理高校の塾対象説明会に参加してきました。

西武文理高校は、狭山市新田にある共学の進学校です。

朝霞市から通学する場合、東上線で川越駅まで行き、そこからスクールバスに乗るのが一番便利だと思います(どの駅からも歩くには非常に遠いです)。

理数科・英語科・普通科の3つの科に分かれており、普通科の中に「エリート選抜東大クラス」というコースが設置されています。
22年度は東大6名という結果でした。

入学後の科(コース)変更は難しいため、特に理数科・英語科に入学する場合、将来の進路を見据えた選択が必要です。
入試は定員の95%が推薦入試で、推薦の形式は自己推薦のみです。
推薦の基準は、内申点ではなく、駿台・北辰・V・W模試の偏差値によります。

入試日程は、単願・併願とも1月22日(土)・23日(日)・24日(月)で、3日間の中から日にちを自由に選んで受験することができます。
あるいは、2日間、3日間の受験も可能です。
また、学科を変えての受験も可能です。

[文責 上山愛理]

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